Ma Vie Quotidienne

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ドイツワイン ゼルバッハ・リースリング・クラシック 2008

2010-10-08 22:55:05 | Wine

SELBACH
RIESLING CLASSIC 2008


品種:リースリング
等級:Qba クラシック
alc.:12%


J&H ゼルバッハ
ゼルバッハ家は、
モーゼル・ベルンカステル地区ツェルティンゲン村に有り、
1661年より葡萄栽培を行う伝統ある醸造所で
350年の歴史を持つ名門です。
以前はケラーライやコミッショナー(仲買人)の仕事が中心で、
自家所有の畑は僅かでした。
現当主であるヨハネス氏の祖父の時代から国内の専門店では、
ケラーライとしての高い評価と信頼を得、輸出も行っていました。
1964年以降は、自社畑も少しずつ拡張。
現オーナーのヨハネス氏は
アメリカで経営、特にマーケティングについて学び89年に帰郷。
その後、醸造所の運営に参加し、
現在は彼の父のハンス氏、妻のバーバラさんと共同で
醸造所を運営しています。
醸造方法は伝統的な方法にのっとり、
できる限り手を加えないと言うのが哲学。
ほとんどリースリング種を栽培し、平均樹齢は50~60年。
土壌はモーゼル特有の粘板岩( シーファー )土壌で、
果実味豊かでしっかりした酸を持った
上品な味わいのワインを生産しています。

※ケラーライとは・・・葡萄及びワインを買い付けて、
           醸造・瓶詰め・販売を行うこと。


ブルゴーニュ的に言うと
ネゴシアンもドメーヌもあるってことですかね。

<テイスティング>
外観:輝きのある明るいレモンイエロー 微発泡あり
   粘性中等度
香り:ミネラル レモン りんご
味わい:アタックはシャープ、かなりキリッとした酸味
    テクスチャーは厚く滑らかでややオイリー
    レモンのようなキュッとした強めの酸味、
    アメリカの酸っぱいりんご、
    グレープフルーツの甘みと酸味と苦味
    酸は強いがキレがよく
    余韻はりんごの甘さがほんのり中等度の長さで残る。


コレはもう典型的、シーファー土壌でできたリースリングって感じです。
シーファー特有の香りがします。
甘辛度はクラシックと思ったら当たりました。

こういう分かりやすいのが試験に出るといいな~。




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