Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

体調復活!お気に入りのフレンチで・・・

2012-04-20 23:55:02 | Restaurant/Bar/Cafe
北海道ミシュラン発売で地元ワイドショーとかワイワイにぎやかなのに、
なんだか体調が戻り切らなくて
あんまり外食したい気にならなかったのですが、
突如思い立って自分でイタリアンフルコース作って食べたりして、
何やら食欲が戻ってきた気がした翌日、
「あーフレンチ食べたい・・・」ってものすごいフツーに感じて、
「あのーミシュラン騒ぎでお忙しいとは存じますが・・・」って予約のお電話したところ
快く受け入れてくださいました、ラ・トルテュさん。

しかもこの日はお魚料理もおすすめということで、
つい最近まで代謝も消化も悪くてドンヨリしていたのに、
メインを2つ(魚と肉)いただくという暴挙に出ました(爆)

マリアージュを楽しむため、ワインもバイザグラスでお願いしてスタートです。

食前酒はシャンパーニュ(カティエ)をいただきながら、
はじめのおつまみ。


プルーンをパンツェッタで巻いて炙ったもの、
魚のパテをパイ生地でくるくる巻いて焼いたもの、
そしてグジェール。


アミューズその1

真鯛のカルパッチョと菜の花のサラダ。
オイルはなたね油、マスタードシードのアクセント。
あああー、鯛ってホント美味しい!


アミューズその2

アサリとアオサノリのフラン。
うーん、おいしい。磯の香り。

これに合わせて、
南仏 コートドプロヴァンスの白ワインをいただきました。
磯の香りがあるのでアルコールが高くてドライなほうが・・ということで。
品種はセミヨン主体でロールとか南仏の品種も入っているとか。


いよいよ前菜。

それに合わせて・・・と出てきたワインはこちら。

フランソワ・ダレン
ムルソー テート・ド・キュヴェ 2009
酸が少なめで落ち着いた感じのムルソー。


で、お料理は、


蝦夷アワビと筍 
ブリック包み、アワビの肝のソース

あーすごい、宝石箱です(笑)


ソースがすごいアワビの肝の風味満載!
あー美味し!


次はお魚料理。
それに合わせて出てきたのはこちらのワイン。


エムリッヒ・シェーンレーバー
リースリング・シューペートレーゼ・トロッケン2005
シューペートレーゼトロッケンにしてはそんなにドライではなく、
キレイな酸と果実味のあるリースリング。

そしてお料理は、

サワラのスフレ、リースリングのブールブーラン。

これはよくできたお料理です。
ワインとのマリアージュも素晴らしい。

先に出たコートドプロヴァンスとムルソーも一口ずつ残しておいて、
マリアージュを試してみたのですが、
プロヴァンスは合わなくはないけど何か盛り上がりに欠ける感じ、
ムルソーはバターたっぷりのソースやスフレの部分と合っているのですが
サワラ自体とは可もなく不可もなく・・・・。
やはり出していただいたリースリングが、
バターと魚でモワッとした口の中をすっきりさせてくれてお食事がどんどん進む感じです!


さて、お肉料理にはこちらのワイン。

アンドレ・ブルネル
シャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユ 2008
グルナッシュ好きのわたくし、間違いありませんね、コレ。

お料理は、


純血バスク豚<キントア>
フィレとロースのグリル、エスペレット産唐辛子

ピレネー山脈一帯は昔バスク語でKINTOAと呼ばれていたので、
バスク種純血100%の黒豚を、バスク産マネッシュの白豚と区別するために、
バスク語のキントア豚という名前で出荷することになったそうです。

そのグリルに、これまたバスクのエスペレット村産の唐辛子でアクセント。

いい豚は脂身が劇的にウマイ!

さて、お口直しに・・・

桜のパンナコッタ。
濃厚だけどすっきりするお味。


そしてデセールは、


ピュアカライブチョコレートのパテ
チョコチップのアイスとコーヒーのソース

これまた大好きなピュアカライブ!
ねっとりしたショコラのパテ、ああ至福のひととき。

ハーブティーと小菓子で終了です。



なんだかんだ言って、
デセールまで重厚なものをぺろりと平らげ、
さらに小菓子も完食です。

つい数日前までいつも腹部膨満感に悩まされていたのがウソのよう。
あー、健康って素晴らしい!って叫びたくなりました(笑)

美味しく楽しく勉強になるディナーでした。
ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。


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