Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

1年ぶりに福島・南相馬へ ② 午後の活動、村上海岸の清掃

2014-03-29 23:30:24 | Travel
1日目の午後は村上海岸の清掃です。

村上海岸は午前の浦尻よりも少し北、
原発から15キロぐらいでしょうか。


活動場所に向かいます。

















うーん・・・・
やっぱり岩手や宮城より2年くらい遅れているって感じです。




さて、海岸に着きました。



みなさん黙々と清掃。



きれいになった海岸と晴れてきた青い空。






2時間半の活動を終えて宿に向かいます。











つづく。

1年ぶりに福島・南相馬へ ① 浦尻で清掃ボランティア

2014-03-29 18:35:44 | Travel
夏は岩手や宮城に行くのに精一杯で、福島にはなかなか行けないので、
そのかわり冬は福島にボランティアに行こうと思っていたのですが、
仕事がバタバタと忙しく、今冬は全然行けなかった・・・・

そんななか、
平成24年に福島ボランティアでお世話になった団体が、
この3月でいったん現行形態での活動を終了すること、
そして、最後に1泊2日の活動をすることを知り、
せめてこれだけでも参加したい!と思い、申し込みました。

こちらの団体は、
行方不明の方の捜索という意識を強く持っていて、
私の意識もそういう感じなので、
安心して活動参加できるのです。


金曜の夜、新宿にて集合しまして、
ハイエース2台で福島・南相馬に向かいました。






土曜日の早朝、南相馬、道の駅に到着。



朝礼などして現場に向かいました。


1日目の午前中は、
浪江町との境界に近い浦尻での清掃活動。
浦尻は原発から12~3キロくらいのエリア。
2012年の4月に警戒区域から解除されています。

しかしそこには
震災から3年、警戒解除から2年とは思えない光景が広がっています。














この光景は、2年くらい前の岩手や宮城の沿岸部田舎町のような・・・。

2年遅れです・・・。


他の地域ではない光景・・・



土の表層を取り除いて除染して
汚染度は黒い袋へ。



そんな光景を目にしながら、
活動場所の浦尻の海岸に着きました。







壊れっぱなしです・・・。
それは他のところもおんなじか

近くにはガレキ集積場。

除染後の汚染土なんかも積み上げられています・・・・。


さて、清掃活動です。

海岸は、
清掃してもまた津波で流されたものがまた波で戻されてきたりします。
そのなかに行方不明者の手掛かりや無くなった方の遺品があるかもしれないので
確認しながら清掃していきます。




こうして海岸に降りる階段なんか見てみると・・・・、


津波によって土や大きな石が打ち上げられて、
いま立っているところは
高く盛り上がっている状態だってことが分かります。

この土や石を全部取り除いたら下になんか埋まってるんじゃないかとか・・・
考えちゃうんですよね・・・・。

これを掘り下げるのは、なかなか人力では難しいんですけど・・・・。


このずっと向こうまで長く埋まってるブルーシートだけでも取り除こうと思って
一生懸命土を掘ったり石を除けたり。


そんなこんなで汗だくになり働いて午前の部終了。


お昼ごはん食べにコンビニ向かいました。




コンビニの駐車場には、
「双葉・浪江町 除染工事車両」と書いた車が・・・。

シートにはビニール張ってあるし。

これが今の福島・・・・。



つづく。