Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

名残り雪の岩手沿岸バスの旅 ⑧ 釜石でホロホロ鳥三昧@串焼き和っつ

2014-03-22 23:54:39 | Travel
釜石での晩ごはんは、
いつもお世話になっている串焼き和っつさんにて。

こちらは串焼きはもちろん、
おいしい三陸の魚介料理や、花巻の石黒農場のホロホロ鳥を食べられるお店。

いつも黒板メニューの魚介料理に目がいって、
グランドメニューのホロホロ鳥はしばらくいただいてなかったので、
今回はホロホロ鳥たくさん食べるぞーって決めていきました

とはいえ、やはり魚介も気になる・・・


ビールとお通しをいただきながらしばし悩み、
結局ちょっとだけ魚介もいただきました


釜石産タナゴのなめろう。
めちゃくちゃうまい!
ちょっと一人で食べるには多いかなと思ったけどペロリ



山田産初ホヤ。
まだ小ぶりだけど濃厚なお味。


さてお次は、
黒板メニューからホロホロ鳥のモツ刺しをいただきました。

左から、砂肝、レバー、ハツ。

わ!超感動。
モツ刺しなんて何年振り?
牛のレバ刺しダメになる前以来だからね。
トリは規制対象外なのね・・・。

食べてもう一回超感動!
全然クセが無く、ふつうにワサビ醤油で。
じっくり味わいました。


飲み物はマスターのおすすめでこちらを。

宮崎 不阿羅王(ファラオ) 芋25°
フルーティな感じのおいしい焼酎でした。




お次はこちら。

ホロホロ鳥むね肉たたきポン酢。
柔らかくておいしー♪


お酒はこちら。

鹿児島 薩摩の風 黒麹仕込み 芋25°

大好きな焼酎「克」を作る東酒造さんの製品。
香りが良い。
黒麹ならではの強さもあるけど口当たりはまろやか。




まだ食べます 

ホロホロ鳥もも焼き。
さっきのタタキの柔らかさとは対照的に歯ごたえサクッと。
旨みがジワーっと。
柚子胡椒がいい感じ。


お酒はやはりマスターのおすすめで。

鹿児島 白霧島 芋25°

いつも小さな蔵のお酒を飲むことが多くて、
霧島ってなんかないがしろにしがちですが、
ちょっと見直しました。
おいしいお酒です。




まだ行きます

ホロホロ鳥手羽から揚げ。
すんごい外側がパリッパリで中はジューシー!
美味しかったー。


マスター忙しくなってきたんで、お酒自分で選びました。

福岡 一番太鼓・匠 麦25°

から揚げの香ばしさに合わせて麦にしてみました。
思った通りのお味、おいしかった。
 



なんとこの日の特別メニュー、
〆もいただきました

ホロホロ鳥のガラでスープをとった小さなラーメン。
うわー。
やさしいお味
超美味でした。



すごい食べましたよねー。
全部一人で食べました(笑)

ホロホロ鳥フルコースだよね、これ。
満喫しました。
ごちそうさまでした。
またおじゃまします。


このあとタウンホールというジャズバーにてウイスキー数杯いただき
ホテルに戻りました。




つづく。

名残り雪の岩手沿岸バスの旅 ⑦ 変わりゆく釜石 

2014-03-22 17:43:23 | Travel
マストでバスに乗ってひと区間。
片岸で下車して鵜住居まで歩きました。


ここにも瓦礫の山があったんですが無くなっています。



鵜住居川を渡り、




鵜住居地区へ・・・。

いつもは防災センターに立ち寄っていたんですが、
解体されてもう無くなっているんです・・・・。






ぽっかりと空いた空間・・・・。


お隣に立っている慰霊施設でお参りしました。



鵜住居のバス停からまた眺める・・・・。


昨年末に同じ場所からみた、最後の防災センターの姿・・・・。



なんとか震災遺構として残せなかったものか・・・と悔やまれます。




バスで釜石市街地へ。
ホテルにチェックインして少し街を散策・・・。


これがウワサのイオン釜石

ココは明日偵察に行くことにして、
お腹が空いたので晩ごはん食べに行きましょう!


つづく。

名残り雪の岩手沿岸バスの旅 ⑥ 大槌

2014-03-22 14:39:42 | Travel
バスで南下し大槌町へ。

吉里吉里。



この辺りもそろそろかさ上げ工事が始まるようで、資材や重機が・・・。


大槌橋の停留所でバスを降りて、
少し歩いて仮設の商店街へ。



ちょっと早めのランチ、
こちらにお邪魔しました。

夜は居酒屋さんをやっているようです。





温かいものが食べたかったので、海藻そば、半カレーつき。

海藻がおいしかったー


そのあと、
デザートをいただきに、手作り工房シフォンさんへ。

マーブルシフォン、ふわふわです。

あとはいつものお菓子屋さんやお茶屋さんでお買い物。

さて、おなかいっぱいなんで、少し歩きましょうかー。

大槌を歩くことも今回の旅の課題のひとつだったので、
仮設商店街からマスト(ショッピングセンター)まで、
またまた3キロぐらい歩きました。


大槌橋を渡ると・・・


ああ、ここもかさ上げ工事が始まっているのですね・・・・。


旧大槌役場。





かなり傷んできていますね・・・・。

ここも震災遺構として残すとか残さないとか議論がありましたが、
ここまで傷んでしまうと保存は難しそう・・・。
一部保存という話も聞きましたが、ぜひ何とかしてほしいと思います。


ふと役場の隣を見ると、
たくさんプレハブが立っていて、
なかには以前は元大槌駅前にあったパン屋さんの水玉プレハブも。

あれ?
あのパン屋さん、つぶれちゃったのかな・・・?
と思っていたら、
関係者と思われる人が声かけてくれました。

大槌駅の辺りは盛り土の工事が始まったんで、
あの辺にあったどんりゅう庵もいっしょにこっちに移ってきたんだそうで、
4月から営業再開するのだそうです。

楽しみですね。


盛り土工事は、県道を迂回させて始まっていました。



以前はここを真っ直ぐ通れたんですが、
今はこのように通行止めになっています。





迂回路を歩いてみましょう。





雪でぐちゃぐちゃ
工事も滞っちゃいますね・・・・。

この迂回路は、
もともとJR山田線の線路があったところに新たにアスファルト敷いたっぽいです。

しばらく歩いて振り返ってみる・・・。



コの字型の迂回路を歩ききって、
元の県道との交差点。

向うに見える、大槌駅の方向を示す青い道案内板がなんだかさみしい・・・。


仮役場前を通過してうしろを振り返る・・・。


なんか、
こうして町の様子が変わっていくことは、
よいことでもあり、寂しいことでもありますね・・・


もうすぐそこに目的地のマストがあるんですが、
結構寒かったのと、ちょっと心の整理をしたかったので、
こちらでひと休み。

萌芽(めばえ)さん。
前にも一度、コーヒーいただきました。
ここの向かいには復興食堂がありましたがそれも撤収されていました。

温かい店内。
ランチバイキングの時間でしたが、さっき食べたばかりだったので、
またまたコーヒーのみいただきました


お店のママさんや他のお客さんと、
大槌の話や釜石に新しくできたイオンの話をして
けっこうゆっくりしちゃいました


このあとマストまでまた歩いて、
バスで釜石に移動です。


つづく。


名残り雪の岩手沿岸バスの旅 ⑤ 宮古から山田へ

2014-03-22 10:38:45 | Travel
2日目、宮古の朝。
前日とうって変わって快晴です。

山田に向かう前に少し歩こうかなー。
そうだ、閉伊川を渡って磯鶏まで、
駅ひとつ分歩いて、
そこから山田行きのバス乗ろう。

思い立って歩き始めたんですが、
昨日の雪が・・・





こんな感じで、
スニーカーで歩道を歩いて橋を渡ることは極めて困難。

早々に諦めて、最寄りのバス停から乗っちゃいました



宮古大橋から閉伊川の河口を臨む・・・・。
歩いてゆっくり眺めたかったんだよなー・・・・



津波で倒れた標識類置き場。
雪で隠れてますがまだたくさん置かれていますね・・・。

この辺りまで歩いて来たかったんですが、
やっぱり雪がすごくてムリだったな、と確認

津軽石あたりも前来たときとあまり変わらなかったような気がします。
雪が積もっていて町の様子がよくわからなかった


山田に向かう山間の道・・・。



山田湾が見えてきました。



今回は、
山田の大沢地区から中央まで歩いてみようというのも課題のひとつでした。

湿った雪で歩道はぐちゃぐちゃ。
どうしよう・・・としばし悩みましたが、
思い切ってバスを降りて歩きはじめました。

車がいないときは雪が融けた車道をさっさと歩き、
車が来たら雪の歩道に上がる・・・・って感じで




歩くと今まで気が付かなかったことに目が留まるんですよね・・・。

たとえば、こんな遺跡があるってこととか。

残念ながら、雪深すぎて近づいて何の遺跡か確認できませんでしたが

また今度・・・


靴も足も濡れてぐちゃぐちゃになりましたが
3キロほど歩きまして中央にたどりつきました



ここも雪が積もって町の様子が分かりにくいですが・・・・

盛り土の工事が始まっていると聞いていたのですが、
まだそんなに大きな変わりなく、
でもやはりトラックやユンボはたくさん並んでました。





次に来るときは結構変わっているかもね・・・・。


町をぐるぐる歩いたんですが、
朝早すぎてお店も開いておらず、
仕方ないのでバスに乗って同じ山田町の船越地区方面に移動。


織笠大橋を渡って。

バスを降りました。

このバス、車体が短くてカワイイんですよね


てくてく歩いてガレキ置き場だった船越半島へ。





雪でわかりにくいですが・・・・
瓦礫がもうない!

3月末で岩手県の瓦礫処理が終了ということなので
瓦礫が無くなったココを見に来たかったんです。


向う側に海が見えます。

この船越半島の付け根には
山田町のすべての瓦礫が集められて
ずーっと向うの海の際まで山高く積まれていました。

瓦礫が無くなってここがまた皆さんの憩いの場になっていくといいですね。
右側にある「鯨と海の科学館」も今年再開すべく復旧工事の最中だそうです。


さて、そろそろバスの時間です。



道の駅からバスに乗って大槌町へ。


つづく。