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Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

左手で晩ご飯

2008-12-05 22:53:49 | Career
どうってことない晩ご飯です。

今日の主役は左手とお箸です。

右半身が麻痺した患者さんのために
左でお箸を練習するための道具を買ったので
自分でもちょっと練習です。
医療用の道具もあるんですけど
それを業者に注文するのがひと手間かかるので
使えそうなものをハンズで買ってみました。

これを使えばまあ、
左で箸を使うのは何とかできるんですが、
お茶碗を逆の手で持てないというのは
ほんとに大変なことです。
ご飯食べるのに肩が凝りました。

うれしい来訪者

2008-12-03 23:23:31 | Career
今週は月・火と2日連続バイトだったので
今日はちょっとだるい水曜日でした。

が、昼休みにうれしいお客様が病院に訪ねてきてくれました。
C病院時代の同僚で萌え会メンバーのEさんです。
訪問リハビリの仕事をしている彼女、
時間が空いたとのことで寄ってくれたのでした。
しかも手土産もって!!

病院事情や訪問リハビリ事情を情報交換しました・・・
っつーか、
私の愚痴を聞いてもらった時間が長かったかな
普段リハビリに関するトークする相手がいないから
ものすごい勢いでしゃべった気がします、私
いろいろ聞いてくれて
ありがとうございました、Eさん。

さて、頂いた手土産ですが、
手作りシフォンケーキでした

ふわふわでおいしかった~。
2日間バイトで早く帰ったので
今日の残業量は尋常ではなく、
このおやつのおかげでがんばることが出来ました
因みに、
右にあるのは総務のNさんからもらったおやつです

総務のNさん、今週いっぱいで退職です。
彼女も毎日10時過ぎまで残業する毎日で、
とうとう疲れてしまったんですね~。

ってことで、
彼女の送別会をすることになりました。
もちろん発起人は私です。
なぜ私の周りには飲み会が発生するのでしょう。
私が「やろう」と言わなくても、
誰かが「やりませんか?」と私のところに話を持ってきて
いつのまにやら私が仕切っている・・・・
B型の性でしょうか

来週月曜日にNさん送別会、
火曜日は4階病棟の飲み会に呼ばれました。
もちろんそれも行きます。

12月、
忙しくなりそうです

体が壊れてきました

2008-11-27 23:59:41 | Career
夏にマラソン走り込みしてた頃から
左の足の裏(足底筋膜)がかなり張ってたんですが、
マラソン人生始まって以来その症状は茶飯ごとなので
あまり気にはしてませんでした。

で、今の病院に勤めてから、
何年も寝たきりだった人たちを抱えて起こして
立たせて歩かせてとやっているうちに
足の裏の痛みがひどくなり、
しまいには左のふくらはぎが
パンパンに張るようになってきました。
朝起きてすぐには歩き出せない感じで
足底筋膜炎の典型的症状

で、木曜日、バイト先で、
サラダオイルが足りないってことで買い物に走ったんです。
そのときふくらはぎがピキーッとなって
力が入らなくなりました。
プチ肉離れと思われます

以来、歩くとき左の足を後ろに蹴ることができず
ひょこたん、ひょこたん・・・と歩いてます。

あ~壊れた壊れた。

しかし、腰がやられる前に足の裏&ふくらはぎとは、
一体全体どういうことかと
物思いにふけってしまいます

これ、ちゃんと治さないと来年のマラソンシーズンに響くので
ちゃんとケアして今年中に何とかしようと思います。

休日出勤・・・エクセルでデータベース作り

2008-11-23 22:23:57 | Career
蕎麦屋のあと、職場に行きました。
リハビリ実務のほか事務仕事も自分でやらなきゃいけないので、
データベースをうまく作れば
日々の実績とかの入力が楽になるかなと思って
数日前からエクセルのHOW TO本を片手に
データベース作りをしています。

でもね~。
私がイメージしているようなものを作るのは
そう簡単じゃないということがわかってきた。
やっぱアクセスじゃないとダメかも・・・・とか。

今日も壁にぶち当たったので3時間で止めました。
う~ん・・・。

プロフェッショナル

2008-11-18 23:39:35 | Career
NHKの「プロフェッショナル」という番組をみました。
この番組、
前にとあるソムリエさんが出たときに
見たことがありましたが、
今回は認知症介護で注目を浴びている50歳の女性がゲスト。
今、私も認知症高齢者に囲まれているので
自然と前のめりになって観ちゃいました。

今回テーマになってたのはグループホームで、
病院と違って生活中心・入居者中心のところが
いいなと思いましたが、
それとはまた別に「プロフェッショナル」ってことを
ちょっと考えちゃいました。

実は今日、
ほんとにもうこの病院辞めちゃいたいと思うくらい
がっかりするような出来事が立て続けにあって、
一番仲良しの若い介護士に
「先生、どうしたの? 辞めないでね」って言われ、
ヤバイ!顔に出てたか!?
と反省した次第でございました。

勤めてすぐの頃、非常勤の女医さんに
「あなたの心と体が心配。あまりがんばりすぎないでね。」
と言われたのですが、
私の心をくじけさせるものは
私を引っかくばあちゃんでも大声で叫ぶじいさんでもなく、
自分のことしか考えてない職員なのです。

あの人たちに今日の「プロフェッショナル」をみて欲しかった。

はぁ~。

「にぎやかな天地」と言う本を貸してくれた
バイト先の店主のお言葉もあって、
自分お仕事についてボーっと考えることが多いこのごろ。

C病院でも最後の数年は整形外科班だったので
補装具とか車椅子とかあまりかかわってなかったのに、
今の病院に勤めてから、
そういったものとかかわることが多くなって
自分でも不思議なくらいよどみなくほとんど反射的に
「この人にはこうして」「この人にはコレが必要」と
判断していける自分に、
どんだけ染み付いてるんだ、この仕事が!?
と、びっくりしたりもします。

でも今日みたいにひどくがっかりすることもあって・・・。

惑わぬ年のはずなのに、
残業してススキノのネオンを見ながらの帰り道に
ぼ~っと自分の仕事について考えてしまう近頃です。

先日バレエの発表会を見に行った元患者の中学生は
年頃で照れくさいのか、
私のことを○○先生って呼ぶことができなくて
いつの頃からか「プロ」と呼んでくれてました。
私以外ははバカ新人と
バイトで来てるテキトーな大学院生でしたから、
私がよっぽどプロっぽく見えたんでしょうね・・・。

今日のNHK「プロフェッショナル」に出てた人も
壁にぶち当たりながらも
自分の理想の「認知症介護」を実現してました。

もうちょっと「プロ」ということについて
悩む時期が続きそうです。



またまた休日出勤

2008-11-09 21:38:18 | Career
そば屋2件めぐったあと職場の病院に行きました。
終わってないデスクワークがたっくさんあるからです

思えば、私は一人で何役も果たしています。
理学療法士、作業療法士、ケアワーカー、
医師、医療事務・・・・。
OTを兼ねることは覚悟の上なので全然いいのですが、
あとの3つはほんとにいつまで私がコレをやるんだろうと
早くもイラつきはじめました、私
そのせいで毎晩サービス残業で
毎週休日出勤なんですから

常勤医師はリハビリに関してド素人なので
必要書類も全て私が書いている状態だし、
外来受付にいる医療事務の人たちが
入院患者のリハビリの実施状況を把握するのは困難なので
リハビリに関するレセプト(保険点数請求)も
全部私が出すことになります。
レセプト用の書式とか作ったり、
毎日間違いがないか確認したりと、やること満載です。

そのうえ、
「やっぱり外来患者を診る余裕はない?」と
約束違いのことを要求され・・・・

入院患者をベッドから起こして、
着替えさせたり靴下はかせたりトイレ行かせたりしてから
リハ室に連れて行って運動させて
またベッドに戻す・・・・
これを1日20人ずつやってる私に、
外来患者を診る暇はありません

私が入職する前に柔道整復師や鍼灸師が勤めてて、
冷え性とかそういう症状にマッサージとかをやってたらしく、
そういう患者たちが
「病院新しくなってリハビリも再開したならまた診て欲しい」
って来てて、
医者がそれを断りきれないんです。

私はいわゆる「マッサージ」はしませんし
鍼もできません。
冷え性の人には運動してもらいます。
でも冷え性というだけじゃあ
理学療法の保険算定はできません。

・・・と言うと、医者は
「じゃあなんて病名つけたらいい?」と・・・・

それはその人の体のどこに疾患があるのかによるので
その患者さんに会ったこともない私に
その人の病名なんてわかるはずありません。
病気とか疾患とかの由来ではない「症状」なのであれば、
それは病院で「リハビリ」をすることなのでしょうか?

このお医者さんはほんとに私に余計な仕事をさせてくれて
イラッと来ることもあるのですが
私の話を聞いて
「そうだよね・・・。
 なんか僕も忙しくてパニックになっちゃって
 ちゃんと判断することができなくて
 患者の言いなりになってしまって・・・。
 また僕がおかしいこといったら教えてね。」
などと、しおらしいこと言ったりするので
しかたないなあ、もう・・・って感じです

医者が説明できないのであれば、
「当院のリハビリを受けるにあたって・・・」
みたいな感じで
「運動不足でナマクラなった体を叩き直さなアカン。
 むっちゃ運動してもらうし家での運動もやってもらうけど
 それでもよかったら来てみぃ」
的なインフォームドコンセント用紙を作ってやろうと思い、
日曜出勤したわけです。

あとは殴り書きのままになってる患者の情報を
ちゃんと診療記録に書き直したりして
夜7時ころ病院をあとにしました
日曜日なのに・・・・。

そんな私の残業の友は・・・・

キャンプ用のガスとヤカンでお湯を沸かして飲むお茶です。
いままで買ったりもらったりした各種お茶が
中途半端に残って家にたくさんあるので
それをこの機会にきれいになくしちゃおうというわけです。
大抵のものは賞味期限切れですが
病院で電気ポット買ってくれるって言うので
キャンプ用の湯沸しセットで急場をしのいで待ってるんですが
いつまでたってもポット買ってくれる気配ないので
自分でティファールでも買おうかと思案中です

休日出勤・・・・(疲)

2008-11-02 23:47:30 | Career
新病院、まだまだいろんな小物が足りてません。
わがリハビリ室にも
ゴミ箱はないし、はさみはないし、
お茶飲むときのポットは買ってくれるのか・・・?

各部署そんな感じなので、
大買い物デーを設けることなり、
それがなんと日曜日(涙)
各階の主任さんの出勤日を考慮したらそれしかなかった。
しょうがない。

まずホーマック北星店であれこれお買い物。
品物を理事長のワンボックスカーに詰めて、
理事は病院へ戻り、
看護主任3人と私は看護部長の車に乗って
足りないものを買いにホーマック伏古店へ。
そこで事件が!
駐車場で車ぶつけられました
バックで駐車スペースに入ろうとしていた私たちの車に
買い物を終えて帰ろうとして車をバックで出した車が激突!
完璧向こうの後方確認ミスです。
看護部長の車、右側ライト付近めちゃくちゃです。
(写真じゃわかりにくいですが)

幸い誰も怪我はありませんでしたが

それから警察を呼んで、
病院に戻った理事にも来てもらい、
保険屋さんに連絡したりと、
買い物どころではなくなりました。

相手はべらんめえな感じのおじさんで、
私たち女5人で対応していたときは
ひどい口調で私たちのことののしったり、
「そっちがクラクション鳴らさないのが悪い」
ぐらいのこといってたんですが、
理事が到着したらころっと態度が変わり、
「やっぱ女って甘く見られるんだな~」と
ちょっとショックでした。

それから買い物再開。
ホーマックで買い物終えてから
今度は大通りの百均でお買い物。
その前にお腹が空いたのでみんなで狸小路のラーメン屋へ。

炙りチャーシュー味噌。
うまかった。

全部終わって病院に戻ったのが5時過ぎ。
朝10時からずっと買い物・・・。
しかもほとんど病棟の買い物で、
本日の買い物総計10万円くらいのうち、
リハの買い物は1000円くらい。
私、同行しなくても良かったんですが、
ナビできる人がいなかったので・・・
さすがに疲れた。

病院に帰ったら理事が、
「明日も病院に来て、施設認可のための書類作って」と・・・。
「それなら今日作って帰ります」といって7時過ぎまで仕事。
ほんとに疲れた・・・。

内覧会

2008-10-25 22:26:00 | Career
今日は新しい病院の竣工式と内覧会でした。
神事に参加したり来客にリハビリのことを説明したりで
けっこう疲れました

この機会に11月1日から使うリハビリ室をご紹介。

写真を写している私の背中の方向に
これと同じくらいの広さの何も置いてない空間があります。
街中にある施設としては結構広いと思います。

そうそう・・・・
いきなり出世しました。
11月1日付で主任という肩書きがつきました。
肩書きは主任ですが、
手当ては係長と同じ額出してくれるそうです。
これで給料が前職とほぼ同じになるって感じです。

今週はほんとに疲れたな~。


内覧会のお土産・・・。
このまんじゅう、結構うまかった。

疲れているけどいい感じです・・・

2008-10-22 23:02:05 | Career
前のバカ病院になくて今の病院にはあるものシリーズ。

入職時健康診断。


健康でしたよ。
ワイン飲みまくりでジャンクフード食べてても
唯一、基準値から外れるものがあったんですけど、
それは悪玉コレステロールが基準値より低かったんです。
いいことじゃん
あ、あとC型肝炎の抗体がないって。
うん、10年位前に予防接種受けたきりだもの。
そのうち予防接種しますからっていわれた。

前のバカ病院では入職時の健康診断なかったんだよね~。
半年くらい経ってから普通の検診と一緒にやったけど。
「もし私が結核とか肝炎とか持ってたらどうするんだ?」
ってひそかに思ってました・・・

もう一つ、前の病院ではなかったイベント・・・・
今日、院内での講演会がありました。
スイスの大学の偉い先生が来て
英語で心臓病の診断学の話をしていきました。
製薬会社の人とか医療機器の会社の人とか
院外の人が何人も来てました。
私は、英語はまあまあわかったけど
なんせ心臓はあまり詳しくないもので、
ふんふんと聞くのが精一杯でした。
副院長で全入院患者を診ているDr.Mが司会してましたが
地味な先生なのに英語であれこれしゃべってて
おお~!って思いました。
英語がわからないと思われる
ケアワーカーさんたちもけっこう参加してて、
しかもナースよりもケアワーカーのほうが多くて、
ちょっとって感じでした。
仕方なく来てたとしても、えらいじゃないですか。



先週で全患者の評価が終わり訓練プログラムも立てたので、
今週はスケジュールを立てて各患者の部屋を回って
プログラムを実施して回っています。
週3回リハビリする人、週2回の人、週1回の人と区分して
一日に20名前後の患者を診てます。
だからちょっと疲れがたまってきたんだと思います。
なんせ寝たきり老人を私一人で起こして
私一人で車椅子に乗せて私一人で歩かせてるんですから。
しかもベッドの高さが高いものばかりなので、
車椅子からベッドに患者を戻すときは
完璧抱えてやるしかないんです。
あ~体が丈夫でよかった。

先週まで評価をして回っているときには
「いや~ありがたいありがたい」
って言ってくれてた患者さんでも今週行ってみると、
なかには「イヤだ!!!」といって
がんとして起きようとしない患者さんもいます。
ま、そういう人は残念ながら
「週1回ベッド上で関節動かすのみ」コースに格下げです。
起こしてもらうことを楽しみにしている人たちを優先にしないと
いくら時間があっても足りません。
なにせ、私一人でやってますから。

こんな寝たきり老人ばかりの病院ですが、
最近、間違って(?)亜急性期の患者さんも入院してきます。

5月に脳卒中発症し、8月ぐらいまで意識がはっきりしなくて、
やっと9月から車椅子に座れるようになったみたいな患者さん。
まだまだ半年以内、回復段階だし家族も熱心なのに、
回復期リハビリ病院にいくには時間が経ちすぎてるし、
このまま脳外科にも置いておけないってことで
うちの病院みたいなところに紛れ込んできちゃいました。
さっそく装具やさんを呼んで補装具作成し
がしがしリハビリしてます。
そんな流れ、病院始まって以来なので
スタッフも珍しがって見てます。
お医者さんも「補装具の申請書類初めて書くよ」って。
患者さんも家族も
「ここでこんなリハビリが受けれるとは・・・」と大喜び。
でも残念なことに、
看護スタッフに人手と知識がないばかりに
リハビリしてるとき以外はベッドに寝かされ、
前の病院ではトイレに連れて行ってもらって用を足してたのに
うちの病院ではオムツにしろと強要させられ、
ほんとにかわいそうなので
ご家族に
「ここではダメなので、
 リハビリの設備が整った老人保健施設を探してください」
といいました。
「ここでリハビリして自宅に帰りましょう」と言えないのが
寂しいところです。

それでも今日はじめての自宅退院患者さんがでました。
肺がんオペ後にうちに転院してきて寝たきりでしたが
私が来て歩行訓練とかして退院が決まった人です。
よかったよかった。
一方、先週末まで関わってた患者さんが
月曜日行ったら死亡退院してた・・・みたいなのは
日常茶飯事なのも事実です。



最近、ケアワーカーさんたちが私に親切です。
「あの患者さん、車椅子に座れますかね?」
「この患者さんどうやってトランスファーしたらいいです?」
とかいろいろ聞かれることが多くなってきました。
基本的にケアワーカーさんたちは
オムツ替えたりシーツ替えたりお風呂入れたりで忙しいので
私は一人で患者を車椅子に乗せてリハビリしてるんですけど、
普段ケアワーカーが4人がかりで移乗させてる重度の患者を
私が一人でひょいと乗せ移したりしてるのを見て
「こいつはいったい!?」
と思い始めてるようです

ナースはあんまり力仕事やシモのことはしないけど、
私は患者を乗せ移したりトイレに連れて行ったり
ケアワーカーに近いことをやってるので
親近感沸くのかもしれません。

ま、そんなこんなで
いろいろ変わってきてます。
変わらない部分も多いですが

当面の目標は、
軽い介助で車椅子に乗れて、
普段ベッドに腰掛けてテレビ見てるような
結構頭もしっかりしてる患者さんが
「ウンチしたい」といったら
トイレに連れて行ってあげる環境作りです。
いまは、
せっかく座ってテレビ見てるのにわざわざ寝かされて
「はい、横になってオムツにウンチして」って感じなので。
レベル低っ!!

あっという間の半月・・・

2008-10-14 22:04:05 | Career
前のバカ病院になくて今の病院にはあるものシリーズ。

シュレッダー
ご意見箱

個人情報保護法がらみで、大体どこの病院にも
シュレッダーの一台くらいはあると思うんですけど
前のバカ病院には医事にも総務にも、
院内に一台もなかった。
「これ、どうやって捨ててるんですか?」
って聞いたら、
「どうやってって、フツウにクシャっと・・・」って。
しょうがないので
自前の手動シュレッダー持って行って使ってました。

患者さんとかご家族が
苦情とか言いやすいように置いてあるご意見箱みたいなのも
今の病院にはあって、
そういうところが普通っぽくて安心です。

こういう違いって病院とクリニックにはありがちなのかなぁ。
でもクリニックだってちゃんとやってるところはあると思う。

さて・・・・

早いもので半月経ちました、今の病院。
今日はぴっかぴかのリハ室に、ぴっかぴかの備品搬入。
私が入職する前にリハビリ素人の事務長が決めた備品を、
ある程度手直しして最終的に決めたものです。
リハ室の構造も、こういった備品も、
「ぶっちゃけこれ要らねーよ」ってものもありますが、
もう変更不可能な部分もあったりするので仕方ありません。

一人で働くにはどうにも広すぎるリハ室です。
こんな広いところで
受付業務&認知症老人のリハビリをたった一人でするんです。
死角ができないように全部見渡せる範囲に
全ての備品を置いてもらったので
リハ室の半分は混み混みで、半分は何にもない空間・・・。
電話にも出れないことがあると思うので
院内PHSを持たせてもらうことにしました。

今日やっとリハ関係の書類の原案を提出し、
あとは患者の評価とリハビリが必要な患者の割り出しです。
備品搬入だ、あっちの会議だ、こっちの会議だと
しょっちゅう呼び出されるので、
なかなか患者の評価が進みません。
それでも2/3は終わりました。
今週中に残りの1/3も終わらせます。

一応、しばらくは
入院患者の日常生活動作を高めていくことをメインでやりたい
という私の意見が通りました。
みんな慢性期の患者さんばかりで
私一人で80人くらい診なきゃ行けないので
一人の入院患者さんにつき週1~3回のリハをすることにして、
あとはどの患者さんに週何回リハが必要かを振り分けて
スケジュールを立てるわけです。
そのために一人一人の能力評価をしているわけです。

ナースやケアワーカーさんたちのなかでも、
私が行くと患者さんの事をいろいろ聞いてきたり、
「今日は遅かったね、会議かなんかあったの?」
と話しかけてくれたりする人もいれば、
認知症で話がかみ合わないばあさんに
一生懸命話しかけてる私を見て
鼻で笑っていく人もいます。
ケアワーカーさんたちは、
リハビリが始まると
送迎したり見守ったりと自分たちの仕事が増えるから
ビビッてるのもあると思います。
ずっと患者をオムツして寝かせてたわけですから
リハビリなんてされたらたまったもんじゃないって
思ってる人もいるでしょう。
しばらくは仕方ないですね。

そんなことよりも、
やっぱリハビリスタッフは私一人なので、
普通の話する人がいないっていうのがちょっと変な感じです。
たとえば
「ファイターズ勝ったね」とか
「昨日蕎麦食べに行ってうまかった」とか
雑談って必要だったりするじゃないですか。
それがない。
病棟スタッフとは仕事の話だけ、
患者さんはボケてる人ばかり。
通常トークを楽しむ機会は極小です。
だからかなあ・・・
最近ショッピングが楽しいのは
店員さんと話すのがストレス発散になってるのかも知れません。
でも、まったく孤独ではないですよ。
奥まった部屋で黙々とパソコン仕事をしていると
医事の人がわざわざドラヤキ持ってきてくれたり、
薬局の人が「話し相手欲しくなったら薬局においで」
とか言ってくれたりするのでありがたいです。
同じ日に採用になった薬剤師とナースが
「今度、同期の3人でご飯食べに行こう」って
言ってくれたり。
いろいろ大変だけど恵まれてると思います。

話し変わって・・・・
今日、バカ病院で診てた患者から電話が来ました。
バレエをやってる中2の女の子。
膝の軟骨の骨折で
バカ院長のバカ治療がたたってバレエ復帰が危うくなり、
本人も腐っちゃって、
親も手がつけられない状態だったんですが、
なんだか私には心開いてくれて、
リハビリがんばってバレエのレッスン再開できたところで
私がクビになった・・・
っていう流れでした。
11月3日に発表会で踊るから見に来て・・・って言う電話。
うれしかったです。
観に行きますよ~。
病院の仕事、いやなこと満載ですが、
こういうことがあると
やっぱ天職か!?と思ったりもします。

今度の病院でもうれしいことあるといいな