クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ヒストリックモンテ 11

2010-10-20 15:22:36 | イベントレポート
TE27でヒストリックモンテに出場する事が決まってから、色々な相談事であちこちに連絡している。
そんな中、古くからの知人から、昔使っていたラリー用品が送られてきた。
“元気でやっとるか”の電話も久々だ。
持つべきものは何とかで、こんな時だけではいけないとわかっているものの、感謝!
手に入れるのは難しいだろうと言われていたものが、目の前にある。
“他のものは捨ててしまったけど、これだけは残しておいたんだよ。
“あとで返してくれれば良いから使って。”うれしい一言だ。
TE27の実走テストもひとまず順調で、心配もずいぶん軽減されてきたし、
ラリー装備も何となく先が見えてきた。
しかし、エントリーはしたものの、参加受理の連絡待ちと言うのもある。
多分、大丈夫とは思うものの、向こうの決めることなので受理書が届くまでわからない。
その連絡の直ぐ後に、船積みの時期になるので、緊張感が続く。

ヒストリックモンテ 10

2010-10-20 13:18:32 | イベントレポート
MCSCハイランドマスターのおまけ的ヒストリックミーティングに参加して、TE27を走らせてきた。
前日の昼過ぎ、厚木の店を出発。
中央高速を走り、集合場所近くの宿に、夜の8時過ぎに到着。
エンジンの調子に気を配りながらも、まずまずの走りで、少しずつだが安心度が増していく。

次の日。好天の中、集合場所に旧車が10台集まった。
学生たちとも合流し、バタバタと準備をしていると、そろそろ出発の合図。
タイムスケジュールはおよそで、イイ(良い)加減だ。
SSを見学したい!と言うことで学生達はオフィシャルに連れられて先に出発。
おそらくラリーのSS見学は全員初めて。
少し時間を置いて、我々も出発。SSのスタート場所に向う。

コースはハイランドマスターの全日本車両が走る第一SSそのままを走らせる。
別に飛ばす必要は無く、テスト的に走らせればよいのだが、
「一応タイム計測します!」の一言で、皆がぜんヤル気に!と言っても旧車だ。
その速さは大して期待できない。TE27もアクセル全開にするのはここが初めて。
無理なく全開で走らせた。助手席の学生は単にバラスト状態。
先にコースインしてギャラリーと化した学生達も、途中確認。
・・・無事にゴール。順調に走ってくれた。
SS途中、燃調・水温・油圧などチェック。大きな問題はなさそうだ。

すぐに高山スキー場の駐車場に到着。車を止めて待っていると、学生達も戻ってきた。
自分達が手掛けた車のエンジン音を聞き、走る姿を見れた事で、皆ニコニコ。
助手席の彼は、かなりの興奮状態。
このあと、全日本車両の応援ギャラリーの前を何度か走らせて、ヒマツブシのお相手。
我々はキャブセッティングを試した。


その駐車場所のズラリと並んだ旧車の中で、TE27の廻りにだけ人だかりが出来た、と思ったら
旧車オーナーの何人かが、学生達に話しかけている。
「この部品、取り付け方が逆だよ!このままだと壊れるよ!」
「ここは、こうした方が・・・ああした方が・・・」とか、
「オレ、昔TE27でラリーやってたから、どこがイカレルか知ってる・・・。」
いい大人が、寄ってたかって話し始めたもんだから、学生達は目がテン・・・。
さぞや、驚いたに違いない。
色々言ってごめんね、とはさんざん話したあと。でも、言わずにはいられない。

TE27とリアルタイムで付き合ってきた人達には、たまらない瞬間だったに違いない。
私はといえば、車から離れて、他人顔をして見ていました。
願っても無い課外授業になった事は確かだ。