
「単動式」「復動式」ダンパーを検索するとちゃんと「単筒式」と「複筒式」に勘違いしてくれます。
聞きなれないかもしれませんが、単筒式ダンパー、複筒式ダンパーではなく単動式、復動式という呼び方です。
ダンパーの形式ではなく作動方式の違いを表します。
ダンパーは伸び方向も縮み方向も減衰が出るのが当たり前と思われているのですが、
伸びか縮みの「どちらか一方向」に減衰力が出る構造のものを単動式と呼び、両方向に減衰が出るのは復動式。
な〜んだですが、単動式はオートバイのフロントフォークで見かけます。
減衰バルブは縮み側のみに入っていて、伸び側はチェックバルブのみ。
厳密に言えばフロントフォークが伸び縮みすれば摺動抵抗が付いて回るので、
これを減衰力と考えれば完璧な単動式とは言えないのですが、
オイルを使って減衰値を出すのは縮み方向のみ、この作動方式が単動式⋯
縮み側の減衰値に対して伸び側の減衰値が何倍も高い値で仕込まれたダンパーがあったりするのですが、
縮みやすく伸び側だけ減衰が効いている場合に「単動式に近い動き」と表現することがあります。
サスペンションセッティングの途上で、ときに縮み側の減衰値だけで走らせることがあります、
これはあえて単動(片方向だけ減衰が効く)状態にして、縮み側の実力を確かめるためです。
一般的ではありませんが⋯
聞きなれないかもしれませんが、単筒式ダンパー、複筒式ダンパーではなく単動式、復動式という呼び方です。
ダンパーの形式ではなく作動方式の違いを表します。
ダンパーは伸び方向も縮み方向も減衰が出るのが当たり前と思われているのですが、
伸びか縮みの「どちらか一方向」に減衰力が出る構造のものを単動式と呼び、両方向に減衰が出るのは復動式。
な〜んだですが、単動式はオートバイのフロントフォークで見かけます。
減衰バルブは縮み側のみに入っていて、伸び側はチェックバルブのみ。
厳密に言えばフロントフォークが伸び縮みすれば摺動抵抗が付いて回るので、
これを減衰力と考えれば完璧な単動式とは言えないのですが、
オイルを使って減衰値を出すのは縮み方向のみ、この作動方式が単動式⋯
縮み側の減衰値に対して伸び側の減衰値が何倍も高い値で仕込まれたダンパーがあったりするのですが、
縮みやすく伸び側だけ減衰が効いている場合に「単動式に近い動き」と表現することがあります。
サスペンションセッティングの途上で、ときに縮み側の減衰値だけで走らせることがあります、
これはあえて単動(片方向だけ減衰が効く)状態にして、縮み側の実力を確かめるためです。
一般的ではありませんが⋯
圧側の減衰力だけで・・・のくだりで、「営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由2」の中の記述を思い出しました。
圧側の減衰力の重要性について、この本を読んで認識を新たにしました。
昔、どこかのダンパーメーカーの宣伝文句に、縮側はバネに任せて(特にピストンスピードの速い領域でバネに任せればスムーズに縮むというような理屈だったと思います)ダンパーで伸び側を制御します・・・というような言葉があり、それをけっこう信じていたのですが、この本を読んで認識を新たにしたことを思い出しました。
この本の中で、伸び側も縮側もゼロの状態でテストすることがあり、乗り心地が結構いいとおっしゃっており、一般ユーザーはそのようなクルマに乗ることがないのでどんな乗り心地なのか想像を膨らませています。
それに寄り添えるように減衰特性なり、ダンパーの持ち味を生かしてチューニングしていくわけです。
面白いですよ〜
当然時間は掛かります。
伸び/縮みは逆だと思いますよ。
オリフィス式で縮み減衰が強いと突き上げて空を飛んでしまいます。
ダンパーロッド式フォークの縮みのオリフィスを廃してディスクバルブを装着したときには、荒れた路面での挙動が見違えるほど穏やかになった記憶があります。
テーマは「単動式」「復動式」ですよ。