は、ゴックン!の話ではなく、ダートラのタイヤの使い方のお話。
ダートラは未舗装路で基本的に走る。
一部ホソウ路も認められているから、100%ではないが、ほぼダート。
しかもウェットあり、砂地あり、硬質ダートあり。
各路面によりあったタイヤを選択し、ベストタイムを目指すのだが、一つ問題なのは
同時に走らせ方も換えなければいけない事だ。
ドライになってグリップする路面になれば、タイヤのスリップ角は自動的に少ない(小さい)アングルで
高いCF(コーナリングフォース)が出る。
その逆に、浮き砂利、砂地、ウェットの路面になると、タイヤ幅も細身になり
スリップアングルは大きくなる。
必要なタイヤのスリップアングルは、その時の路面とタイヤの組み合わせで
タイヤが教えてくれると言えるし、ドライバーは必要量を本能的に嗅ぎ分けてハンドルを切り込んでいる。
ドライバーが直接コントロールできる前輪は、さほど難しくないが、後輪は車体のスリップアングルが
必要なタイヤのスリップアングルと言う事だから、いわゆる旋回姿勢(ドリフトアングル)をも同時に
もっとも有効な角度にコントロールしなければいけない。
たとえば、ダートタイヤの中でも、ドライタイヤとスーパードライ(パンパンに乾いて硬い路面用)
タイヤでも、このドリフトアングルを変えなければ本領発揮とはならない。
走らせ方をキチンと切り替えられれば、タイヤの持つ能力分、タイムアップする可能性が高いが
タイヤをスーパードライにしても「走らせ方」を変えられないドライバーには、タイムアップが
望めないという事がある、というお話。
ダートラは奥が深いんですよ。
最新の画像[もっと見る]
- バイクのFCU 3ヶ月前
- バイクのFCU その2 5ヶ月前
- G-BOWL Android 5ヶ月前
- バイクのFCU 5ヶ月前
- これは困った 6ヶ月前
- レース専用ダンパー 6ヶ月前
- バイクのサスペンション 6ヶ月前
- 減衰力調整式ダンパー あれこれ 6ヶ月前
- 親の一言 7ヶ月前
- リヤサスペンションと直進性とヨーレートの反転回数 10ヶ月前
チャンスがあったら御一緒しましょう。