クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

躍度日和 その8

2018-11-04 11:24:24 | G-BOWL
「発進」を皆さんと練習しました。

①ブレーキをリリースして、クリープ状態でクルマがどう動くか確かめます。

②次に最小のアクセル開度で駆動をかけます。

③さらに駆動をもう一段階(薄皮一枚の感じで)加え⋯さらに加える。

各操作の間を2〜3秒置きます。

①〜③の動作の間を詰めたパターンもトライしていきます。

数トライしたら教室に戻ってG BOWLアプリで振り返り。

*音楽室を借りたのですが、響の少ないとてもいい環境でした。

全員のデーターを瞬時にシェアして見られるのもこういった集まりならでは。

今日のテーマをタクシーした時の私のデータと比較することもできます。

発進がテーマなので、アクセル操作一つでできるはずなのですが、クルマのクセとの付き合い方とも言えます。

①のブレーキの離し方のところから気を使わなければいけないクルマが今回ありました。

トルクフルなエンジンを積んだそのクルマは、ブレーキを離した途端に、アイドル回転でも

元気よく飛び出します。

それならブレーキリリースをゆっくりやれば駆動と受け渡しができるのでは、と思っていたら、
ブレーキをゆっくり離すとビリビリ音が出る、それが嫌だからパンと一気に離すようにしている⋯

データを見ると、クルマの動き始めの躍度もGも一気に立ち上がっています。

こうなると当然②のアクセル操作も気を使います。

うまくいったのがあったわよ⋯普段使いは奥方でこの日のデータ採りはご主人、との会話。

努力目標ができたとも言えるのですが、クルマのクセが強すぎる場合、
できる範囲が限られるかもしれません。

躍度に着目して、快適運転との仕切り線がどの辺りにあるのか全員で話し合ったのですが、

これが意外に難しく、不快を人はどこで感じているのか、というのを
データーに落とし込もうとしても⋯よくわかりませんでした。

というのがこの日のまとめ。

でも、発進の「コツ」は伝わったかな。