クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

観戦・応援

2015-09-04 22:03:51 | イベントレポート
          *オーストリアから参加のマシン



静岡県掛川市で行われている、学生フォーミュラの大会に行ってきました。

手作りのマシンは150kg!とバイク並みに軽量なモノからから250kg~?あたりの重量です。

市販されている四輪自動車用のダンパーでは、ストロークもダンパーのサイズも大きすぎます。

自転車用のダンパーを流用しているチームがあったりするのですが、最近は学生フォーミュラ向けの専用ダンパーが売られています。

そこで、最近の学生フォーミュラの使われているダンパー事情のチェックを兼ねて、知り合いのチームの応援に出かけました。

大会のエントリー台数は約90台(校)
カーボンモノコックのマシンもちらほら、馬鹿でかいエアロパーツ装着車も。

順調にいってますか?と九州から参加のチームに声を掛けると、順調じゃないところが順調です!と自虐的回答を笑顔で返してこられました。

どうやらマイクロバスとマシン移送のトラックの二台で遠征のようでした。

チーム員は何人ぐらいですか、の質問に先生2人を入れて18名です、これ以上マイクロバスに乗れませんから!・・・
明るい先生でした。

元自動車メーカーの有名エンジニアだった人が、定年後に大学の教授に、そして今回学生を引き連れて参加されていました。

穏やかの話し方は、過去に何回か取材で対応していただいた時と変わりません。
この方もなんだか楽しそうで、チームはトラブル多発なのにニコニコ!

パドックを歩くと学生がへたり込んで休んでいるように見えて居眠りを・・・みんな寝不足顏!

オーストリアから参加のマシンは・・・ドイツ大会4位の実力。
対戦する日本チームの実力は?

結果が楽しみです。


          

*でかウイングとスポイラーは、ボディーに装着されているのではなく、サスペンションに直接ダウンフォースがかかるように工夫されている、名前はツインシャシー。