クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

浅間火山耐久レース

2014-10-06 23:09:36 | イベントレポート
前夜のホロ酔いミーティングの席で、「ノーミスのブービー狙い」を提案した。
我がチームはドライバー10人がエントリー。
耐久レースのマシンはビビオ!
5時間走ります。

競技会当日はしとしとと朝から雨、
スタート直後の混乱を無事に切り抜けるには、男の子の方が良いだろうということで、スタートドライバーはM氏に決定。

そのあと女性ドライバー三人が乗りつぎ、後半は男子。
この作戦は雨脚がどんどん強くなっていくコースコンデションで功を奏した。

水溜りが出来始めた頃から、赤旗中断が増え、泥沼に足を取られてスタックしないように走らせるのが精一杯。

更に雨脚が強くなり、四駆もスタックする深い轍が出来てからは、
あちこちで立ち往生、レスキューのオフィシャルは大忙し。
最後は回収に時間が掛かって、競技再開出来ずに時間切れ。

泥水を吸ってエンジン不調でピットインする車、轍の突入の仕方が悪くてサスペンションがバキッ・・・

リタイヤ車両が増えていく中、我がチームは無事に10人乗り継ぎ、オープンクラスの2位!の結果となった。

トップチームとの周回数の差は歴然だが、今回の狙いはノーミスで全員が乗り継ぐこと。

コースコンデションからして、今回のドライビングは「速さ」よりも格段に難しいテーマだったかもしれない。

トラクションのかからない泥濘地に、深い轍・・・
軽自動車の走破性を限界まで使って、スタックしないようライン取りを嗅ぎ分けなければならないからだ。

                  

しかし今回のメンバー全員が落ち着いてビビオをゴールまでコントロールした。

これは「運転のうまさ」の賜物。
クルマとの対話が十分に出来ていると言えます。

速さこそ命と、バンバンぶっ飛ばして、早々にリタイヤの原因を生んでしまうドライビングは?

クルマを壊さないのも深い運転技術の内。
安心して見ていられるドライビング・・・大切な事です。
参加の皆さんお疲れ様でした!