クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

球型スピーカー Q440

2013-06-11 17:18:16 | なんでもレポート
妙高オーディオクラブ主催の発表会に参加してきました。
“オーディオ愛好家”の集まるこのイベントは、手作りの真空管アンプを持ち寄り、
皆さんと一緒に鳴らしましょう、聴きましょうの会・・・のイメージがあったので
「スピーカーだけの持込というのはできますか?」と
3月頃、事務局に問い合わせてみた。
「大丈夫ですよ、出掛けてください」と、おおらかな返事。
が、くわしい要領がわからないまま。

一応、手持ちのCDソフトは持ったが、どんなアンプと組み合わせるのか、など不明。
会場となった妙高メッセはきれいな建物で、中は広いし天井も高い。
りっぱな体育館、といったところか。

             

配られたプログラムを見ると、前半に真空管アンプ組が鳴らし、
休憩をはさんで、後半にスピーカー組となっている。
午前中の受付け後、テストで用意されていたアンプで鳴らしてみたが、今ひとつイイ音がしない。
音出しにつないだアンプが、電源を入れた直後で暖まりきっていなかったのかも知れないが
心配になってきた。

会がスタートし、元々の用途は劇場用のスピーカーと思われるバカデカイ「アルテックA7」スピーカーを
真空管アンプが元気よく鳴らす。
百人には満たないが、限りなくそれに近い“耳の達者な方々”が
さーて、どんなものか・・・と聞き耳を立てる。
それぞれのこだわりの部分の解説を加えながら
テーマ曲1分、あとは本人持込のCDを、割り当ての時間内かけて終了、の流れ。

何人(何台)かの音を聴いていく内に、“これはちょっとイイ感じ”のアンプがあった。
そこで主催者にまずお伺い。
「参加者のアンプを借りてもイイんですか?」
「モチロン」
で、今度はその参加者に「アンプお借りできますか?」
「モチロン」

この方、F田さん。
アンプなんて音が出りゃいいんですよ、と説明されていたのに
そのモノはコダワリの一品(顔には自信があふれてました)。
テキパキと主催側の人たちは状況を察して、早速電源を入れて暖気運転もバッチリ。

で、私の順番。
大音量でそこまでの流れが来ていたものの、心配が消えていないので
正直に、少し音量を下げて静かめに聴いて欲しい、と説明。
テーマ曲、チェロ、男性ボーカル、女性ボーカルの順に、
しかも一曲をあまり長くかけない内容で進めた。
F田アンプは期待通りの良い音で、球スピーカーも本領発揮・・・だったと思う。

ほかの参加者のマスタリング前の音源を聴かせてもらったり
励磁型スピーカーの実力を知ったりと、とても興味深いイベントだった。
F田さん、アンプありがとうございました。
主催者の皆さん、お世話になりました。

*持込の球の直径     44cm
 内容量        約44L
 スピーカーユニット  JBL LE8T
 ツイーター      アルパイン
 バスレフ方式    (吸音材タップリ)