クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

NB6C おお手入れ

2013-01-25 12:48:15 | ガレージレポート(オリジナルボックス)

通勤で使っているNB6Cロードスターの走行距離が11万粁を越えたこともあって
サスペンションの消耗部品の交換を行った。
ついでに前々から気になっていたライントレース性のチューニングも同時に作業。
フロントサスペンションのジオメトリー変更が主で、トレール量の変更、
バンプステアー特性の変更、バンプタッチ寸法の変更、
これに合わせて減衰値のチューニング・・・と、結構な大手術。
ジオメトリー変更については半年ほど前からいろいろと調査して
NAロードスターの部品の中から選択して部品を組み合わせた。
ボールジョイントも消耗していたようで、交換後は舵感がシャキッとなった。
ロードスターの売り?だったハンドル中央付近の密度の高い応答ゾーンが拡散して
切り始めからの手応えの増幅感も自然になった。
すでにステアフィールチューニングKIT(オリジナルボックス オリジナルパーツ)を
組み込んであり、ステアリングギアBOXのフリクションを何分の一かに落としているにも
かかわらず、フラッタリングが全く出ない。
旋回姿勢からハンドル手離しで戻しても、以前のようにロールの戻りが
ガクンと落ち込むような動きではなくなった。
ロールのタイミング、ヨーコントロール、ライントレースのバランスも格段に良くなった。
ワインディング路を気持ちよく走らせながら“景色も”見れそうだ。