クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

スリーワイド

2011-08-04 15:25:37 | なんでもレポート

「スリーワイド、フォーワイドで最終コーナーに差し掛かりました!」と、
アナウンサーが叫ぶのは、アメリカのストックカーレース中継のフレーズ。
オーバルトラックレースでは、横並びに3台4台の並走は常。
ところが先日、日本の2車線高速でスリーワイドを目にした。
高速道路を移動中、“この先合流車線があります”と、ナビゲーションのアナウンスが聞こえ
合流してくる白い車が見えたので、私は追い越し車線に移動。
1台前の乗用車は、走行車線をレーンキープ、追い越し車線にもノロッとした乗用車がいて
タイミング的に横移動が出来ない状態。
そして合流してきた車が、走行車線の車とガチンコのタイミング。
スリーワイドになったまま、合流車線の終わるところまで進み、
いよいよ一番左の車が、減速なり加速なりするのかと思ってみていたら
そのまま3車ゆずらず!
合流しようとしてきた車は合流できず、路肩走行!
後ろから見ていて、思わず声が出た。
しばらく進んで、さすがに路肩走行の車がスピードをゆるめて、走行車線に無事移動!
両者(車)の息が合って見合ってしまったような形だが、意地の張り合いだったかもしれないし
単に体が固まって、何も出来なかったのか定かではないが、運転技能として
何か大きく欠落しているように見える。
ホント、この国のドライバーは、事故を探し歩いているようなドライビングをしている様に見える時がある。
あの時、合流してくる車が本線の車とのタイミングをズラすべくアクセルを抜くか、踏むか、
少し手前で動作すれば、ほんの1~2秒でシーンが変わり、整然とした流れで合流できたのに
見ているこっちが凍りつくような危なさだった。


一方通行で信号も交差点も無い高速道路で事故が起きることが私は未だに理解できないで
いるのだが、今回その一端を見たような気がする。
周りにコワ~イドライバーがたくさんいるという事だ。

気をつけよう。