クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ヒストリックモンテ 14

2010-11-17 15:56:50 | イベントレポート
感謝!

TE27をラリーカーに仕立てるにあたって、パーツ探しに苦労する。
それも、チューニングパーツといった特別なものではなく、純正部品にだ。
30数年前の車両だから、まあ仕方ないところもある。

で、今回の話は先週の事。
とあるパーツを探して欲しいと知人にたずねた。
するとその話は数人を経て、パーツの持ち主に辿りつき、“ゆずっても良い”の
連絡が返ってきた。“じゃあお願いします”の連絡を入れると“今日発送します”の返事。
送られてくる物が大きく重い物だけに、梱包は大変だろうから、着払いで送り出してください、
とお願いしたのだが、精算は後で・・・と言うことになった。
そのパーツが眠っていた場所が、場所(かなり遠くです)だけに、トラック便で
中一日又は、二日掛かるだろう事が予測できた。
そして到着予定日の朝10:00ちょうどに、確かにそれが届いた。
しかし、配達に(実際に運んでくれた)来た車も人も、運送屋マークが無い。
意味がわからず、とにかくありがとうございましたのお礼だけ言って受け取った。
見るとその“ブツ”は梱包されていない。
様子がおかしいので、私がお願いした一人目に電話。
“どうなっているの?”・・・すぐに返事が返ってきた。
トラック便で送ろうとしたら、こんな荷姿では送れないと、運送会社に断られたとの事で、
どうしましょうか?と、私がお願いした人から数えて三人目に言ったら、
“じゃ、お前が持ってこい!”となり、夜を徹して走って朝五時に神奈川に到着。
三人目のバンに移し替えて、朝10:00にその三人目の人がオリジナルボックスに
届けてくれた!との事だった。

何とお礼してよいのやら・・・。
本来なら、我々が駆けずりまわってパーツを探す身だから、引き取りにいくのが筋。
ありがたいのと、嬉しいのと、恐縮してしまうのとで身が縮む思いだ。
でも、その気持ちはとてもありがたい。
届けられた“ブツ”と一緒に、気持ちよく提供してくれた事と
運んでくれた人の“心”を受け取った。

この話をもう一人の(今回別の件で相談、お世話になっている)知人に話したら
“楽しいねっ”と言ってくれた。
この人も“ブツ”と“心”を送ってくれた。感謝!