シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

原作は宮本輝

2013年03月01日 | 映画
ちょっと間が開いていた映画を見に出かける。
時間の接続がいいのでキャスリン・ビグロー監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」と、成島出監督の「草原の椅子」を立て続けに見た。
(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

「草原の椅子」は宮本輝氏原作なのだが、僕は宮本輝原作と聞くと条件反射的に小栗康平監督作品の「泥の河」を思い浮かべてしまう。
「道頓堀川」や「蛍川」あるいは「優駿」など思いつく作品もポンポンと出るのだが、どうしても「泥の河」となってしまう。
今回も見終わって心の中での第一声は「ああ、やっぱし宮本輝は泥の河だな」だった。
西村雅彦さんのやった富樫という人物に大阪弁をしゃべらせる必然性はなかったのではないかと、変なところが気になった。
聞いていて、そのイントネーションの微妙な違いが引っ掛かってしまうのだ。
方言はどんなに指導を受けても難しいものだと思う。
しみついたものだけに大事にしなくてはいけないとも思う。
うちの孫達は我が家に長期滞在した後は、少なからず大阪弁を身につけて帰って行く。
東京では時折発する言葉で、ちょっとした人気者だそうだ。
がんばれ!チビたち。
東京モンに負けるな!!

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