シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

ハマチと追突

2006年10月23日 | グルメ・他
ご近所の釣り好きの方が釣ったばかりのハマチを二匹持ってきてくれた。
これは美味い刺身が食えそうだと早速調理にかかった。
大した料理もしないくせに、出刃包丁や刺身包丁だけは揃っている。
片身と更に半分を刺身にすると結構な量になった。
残りはアラ炊きにすることにした。
二匹は多すぎるので、もう一匹は私よりは魚を裁くのは上手い近くに住む義兄にあげることにした(結局調理は義姉がやったらしい)。

すぐ近くなので軽い気持ちで出かけ信号待ちをしていると、後ろからドスンと衝撃を受けた。
「あー、やられた」と思って後ろを振り向くと、若いお嬢さんが「すみません」と出てきた。
通行の邪魔になるからわき道に入りましょうと退避した。
追突された所を見るとバンパーとナンバープレートの下が少しへこんでいた。
お嬢さんは携帯で会社と警察に電話を入れた。
私は訪問先が目の前だったので、「生ものを届ける途中で、届け先はこの先だから用事を済ませて帰ってきます」と車を置いてハマチを届けに行った。
帰ってくるとまだ警察は来ていなかった。

どうなっているのかともう一度問い合わせをいれてもらったら、門真警察から電話があって「そちらに向かって探しています。場所がわかりません。」とのことらしい。
「あれ?ここは四条畷警察の管轄では?」と思った。
確かに所轄の境界線に近く、場所の説明のしかたでは所轄違いになりそうな場所だった。
やっと来たおまわりさんは「遅くなってすみません。食事時やのに申し訳ない」と愛想が良い。
ここは所轄違いで四条畷警察に引き継ぐから、時間節約で書類だけは作り始めましょうと作業に入りだした。
しばらくすると、四条畷警察のおまわりさんがバイクに乗ってやってきたが、幹線から退避している我々を見過ごして通り越していった。
書類を作成中のおまわりさんが「おーい、こっちや!」と叫んでも気づいていない様子だった。

信号待ちしたそのおまわりさんを、お嬢さんは必死で呼びに行った。
新しく来た若いおまわりさんも愛想が良くて好印象だった。
ちょっと警察官に対する印象が変わった。この人達なら市民の公僕と言えるなと感じた。
お嬢さんは中々の美人顔だったし、駆けつけた会社の若者も紳士然としていた。
思ったより時間を取られたことは心外だったが、そんなこんなで不愉快な気分にはならなかった。
帰って食べたハマチの造りは予想通り美味かった。

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