シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

愛について、ある土曜日の面会室

2013年01月22日 | 映画
チビ達が帰京したので今年初めて街へ出る。
街といえば私にとっては梅田界隈なのだが、行き先も大抵は映画館と言うことになる。
というわけで、映画を立て続けに2本見た。
1本は10:10からの「レ・ミゼラブル」で3時間半ほどの長尺物ミュージカル。
封切られてから日数も経っていると思うのだが観客の入りは良かった。
2本目は14:30からの「愛について、ある土曜日の面会室」。
じっくり見ることをいとわない方には見ごたえのあるいい映画だった。
こちらは内容が内容だけに観客の数はパラパラ。
繁華街や売り場をうろつく時間もなく駅に向かう。
時間的に今日は2本止まりだった。
もうすぐ上映が終わってしまうので、週末までに「おだやかな日常」を見に行きたいと思っている。

大島渚監督が先日亡くなられた。
私たちの年代の者にとって、ATGといえば大島だったなあ。
「絞首刑」面白かったなあ。
酒を飲んで春歌を歌うシーンが印象に残っているが、いまどき春歌なんて歌っているのを見たことがないもの。
春歌ってもしかすると死語になっているのかも?
「新宿泥棒日記」「東京戦争戦後秘話」「儀式」・・・なつかしいなあ。
「忍者武芸帳」のような実験映画もあったなあ。
「日本の夜と霧」はすごいディスカッション映画だった。
創造社は参加メンバーからして独特な独立プロだったと思う。

学生時代の教授に京大で大島と同級生だった方がおられて、彼の人となりをインタビューに行ったことが思い出される。
小山明子さんにご苦労様でしたと申し上げたい。
そして大島監督のご冥福をお祈りいたします。
コメント
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