羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

考えるひと

2010年03月31日 | Weblog
神奈川県大和市にある常泉寺は、花のお寺として知られる。
境内に一歩入ると、豊富な花々と、多くの石仏、そして河童くんの多さに
ちょっとビックリする。

なかでもこの三椏(みつまた)が、赤や黄色で賑やかに出迎えてくれる。



「あら、スミレ」という声がするので見てみると、
可憐な雪割草が風に吹かれていた。(スミレには見えないと思うんだけど)



さらに歩くと立金花(りゅうきんか)。




そしてこれが、よく見かける馬酔木(あしび)。



道祖神もいくつかあり、仲むつまじく寄り添っている。



境内にはやはりカメラを手にした人が多く、いろんなポーズの河童くんが人気。
わたしは一番奥にいばって立っていたこの招き子トラ?(ネコくらいの大きさだった)が
気に入った。



そして、これ。深い思考のなかに身を沈めて誰をも寄せ付けない孤独感が、
その全体から伝わってくる。ひそかに「考えるひと」と名付けた。