羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

風わたる

2014年01月20日 | Weblog
寒いけれどすこし歩きたいと思うときがたまにある。
北風さえふいてなければ、冬の日だまりがあれば、
歩こうよとからだが伝えてくる。

西荻窪の街をすこし歩いて見つけたもの。
 
          

藤原真理さんのアルバム。「風」~Windsナウシカの思い出に捧げる

歌詞カードには「風の谷をわたるチェロの音」と題した連城三紀彦氏の文や、
川本三郎さんや宮崎駿さんの文もあり、これで100円だったのでかなり得した気分。

もうひとつは郵便局で切手シート。

いのち輝く・・・「善福寺川流域で出逢える野鳥たち」50円切手が10枚。
そのむかしわたしも野鳥の会に参加していたことがある。
双眼鏡を持って仲間と歩くのはとても楽しかった。
ほら、あそこ、と教えてもらって一生懸命に目をこらした。
また行きたいな~とこの頃考えている。

切手シートにはおまけにハガキが三枚ついてきた。
いちばん好きだったジョウビタキに再会。



ちょっと更新

2014年01月16日 | Weblog
見ないふりをしながら見ていたのだけれどこのブログ、
ここ数日100を超えるアクセスが続いている。
もちろん理由は不明。
更新もしていない。
更新しないのは実は部屋が寒いから。
パソコンのある自分の部屋が寒すぎる。
わけあって昨年まで使っていたガスストーブが使えなくなり、
格安電気ストーブを買ってきたがほとんど役に立たない。
(手は温められるから無用じゃないけど)

暖かいリビングで本を読んだりたまにテレビをつけたりして過ごす。
テレビといえば昨日の午後、たまたまつけたサッカー。
高校生女子のサッカーの劇的な展開に目が離せなくなり
最後は「やった、よかったね!」と泣いてしまった。
ルールもわからずほとんど興味もないはずだったのに、
彼女たちのひたむきさ、選手たちと応援する子たちの必死。
それは素晴らしかった。

本はいま梨木香歩さんの「冬虫夏草」(とうちゅうかそう)。
先日まで読んでいた(長女から借りた)中村文則さんの「去年の冬、きみと別れ」から
がらりと雰囲気が変わる。

今夜は部屋にいても吐く息が白くなく多少マシな気がする。
風待文庫、kazeさんのブログを読むためにパソコンをあけた。
(tellして、とメールきたがタイミングがあわずまたもや行き違い?)
先日は盛大なご子息の結婚式だった。
女子プロレスに関わるお仕事をされているらしくリング上での挙式。
人数の多さと音響と強い光でわたしは目が白黒。
でもほんとうに幸せいっぱいの華やかな雰囲気のおすそ分けを頂いた。
そう、前回のブログと同様、ここにも若いひとたちの出発がある。

それでは寒さ厳しくないときにまた更新します。

在りし刻

2014年01月06日 | Weblog
ようやく「灰皿町」2013アンソロジーに詩を投稿した。
先輩の皆さまがきちんと年内に送っているのに、
未熟者のあたくしがいちばん遅いとはこれ如何に。
いや、詩作から遠ざかり諦めかけ今回は見送ろうとしていた。
しかしやはり毎年どうにか参加してきたのだから
「まだ大丈夫ですよ」とのあたたかい励ましのお言葉に甘え
ちょっと苦し紛れにひとつ。
2013年しめくくりのアンソロジーのはじっこに滑り込んだ。


高校時代の友人から封書のHAPPYNEWYEARが届いた。
彼女は難病と闘いながらわたしの詩集の表紙絵を描いてくれた。
昨年、同窓会で再会したときは一見パワフルにあちこち歩いていた。
再会した高校の友達の多くは、彼女が絵を描き私が詩を書く、という
ことを知らない。

正月に届いた封筒の中には彼女の2013年の作品写真。

              

                       在りし刻


そして息子さんの進路について嬉しい報告が書いてあった。
驚いたことに2008年6月11日にわたしが書いたメール文のひとことに励まされ
ここまできました、とある。
そのひとことも記してあった。そういえばそういう言葉を書いた気もするが
すっかり忘れていた。
何気なく書いた言葉が誰かのパワーになるときもある。
受け取ったひとにも受け取る下地がなければ力は発揮されない。
大した言葉じゃないのに相手がずしんと受け取ってくれたことは
有り難い。驚きと感謝で、嬉しかった。

若いひとたちに未来がありそこへ続く途を歩き出したことは今年最初の
うれしいニュースだった。