羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

12月のある日

2014年12月26日 | Weblog
そうだ、と思い出して灰皿町にいってみた。
雪が降っていた!
ずっとずっと不在の岡田すみれこの家の赤い屋根にも
ふんわり雪が積もっている。
誰にもどこにも等しく雪は降り積もる。
今年も「灰皿町アンソロジー」に詩を載せるときがきた。
詩の先輩たちの片隅におじゃまする。

仕事は月曜日まで。
いまいちばん気になっているのは母のこと。
どうしてなのか、どうすればよいのか、
そんなことを毎日考えている。
これらを文章にするときはあるかもしれないし
ないかもしれない。
でも、書いたり言ったりして表面化すると案外ラクなのよね。

ようやく年賀状に着手。
羊の詩も完成。
今年は次女の結婚式と「薄紫」の発行が嬉しかったな。

長女の婿さんが撮ってくれた一枚。たまたまよく撮れたので気に入って
いつも手帳にいれてある。

            

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最後の愛車

2014年12月22日 | Weblog
とうとう自転車に別れを告げる時が来た。
何年乗ったか憶えてないけど
ずいぶん頑張ってくれた。
パンクでもないのにタイヤの空気が抜けてこげなくなり
自転車屋のおじさんに「タイヤがすりへって細かい傷もあり交換しないとダメ」
と何度も言われていた。
それでもスピードをだすわけでもないしトロトロ運転していたが、
見かねた家人が「買ってやる」と言い出した。
危険である、という正しい理由で、とうとう手放す日が来た。
「今までありがとう」と別れを告げた。

そして新しくやってきたのは見たこともないメタリックパープル。
紫かピンク、と言って予算内で探していたらちゃんと最後の店で待っていた。
「すごい色!」と思わず声にだしたら店の人も「これはちょっとない色ですよね」と
笑っていた。
形も今までのとすこし違うので店の外で試乗してみたらフラフラで危なっかしく
「このひとはほんとに乗れるんだろうか?」と思われたかもしれない。

それでも新しい愛車はやはり嬉しく
店から家に連れてきたらまったく問題なく乗れた。
おばあさんになっても自転車は乗るだろうか。
極端に視力は弱いし運動神経はまるで自信がない。
たぶんこれが最後の愛車になるだろう。
大切にしよう。

前後に子どもを乗せて必死で走っていた日もあった。
そのあとは大きなカゴを後ろにつけて五人分の食材を積んで走っていた。
今はもうそんなには買い物もしない。
身軽になったんだな、とあらためて思った。
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生の次は死

2014年12月16日 | Weblog
なんだかすごく寒い日。
時々このブログに出現する空白期間が今年は多かったと思う。
空白に意味はたぶんなし。
空白に言い訳や理由はある。

そして以前のブログを読み返してみたので
今年も「この一年で読んだ本」を。
手帳に書くようにはしてるけど書き忘れてるのもあるかもしれない。

1月 惑いの森(中村文則)去年の冬、きみと別れ(中村文則) 犬心(伊藤比呂美) 冬虫夏草(梨木果歩)
   茶色の朝(フランク・パブロフ)

2月 私の中の彼女(角田光代) 爪と目(藤野可織) 川の光外伝(松浦寿輝)

3月 さよならオレンジ(岩城けい) わりなき恋(岸恵子)家族の歌・河野裕子の死を見つめた344日(永田和宏ほか)

4月 紙の月(角田光代) 阿部公房と私(山口果林)

5月 再婚生活(山本文緒) 安井かずみがいた時代(島崎今日子)

6月 それでも猫は出かけていく(ハルノ宵子) 猫を祭る(千田佳代)

7月 旅猫リポート(有川浩) 猫のよびごえ(町田康)

8月 はだかんぼうたち(絵國香織) 狐笛の彼方(上橋菜穂子) 僕が今、死について考えていること(椎名誠)

9月 蛇行する月(桜木紫乃) 父の生きる(伊藤比呂美) いつも彼等はどこかに(小川洋子)

10月 異性(角田光代 穂村弘)精霊の守り人(上橋菜穂子)われら新鮮な旅人(長田弘)

11月 昭和の犬(姫野カオルコ) 俺がマリオ(俵万智) 夜また夜の深い夜(桐野夏生)

12月、友人から借りた「容疑者」(ロバート・クレイス)を読んだ。海外ミステリは縁がなかったが
犬が活躍するというので読んでみたらこれがすごく面白かった。

そして今は「きみは赤ちゃん」(川上未映子)を読んでいる。
次に読む本は「死にたくなったら電話して」(李龍徳)である。
生の次には死。
それから上橋さんの「守り人」シリーズ全巻も、島本理生「大きな熊が来る前におやすみ」も
他にも古本屋で何冊か買ってある。冬ごもりするには申し分ない。

こうしてみてみると一ヶ月に読む本は三冊くらいかな。
6月と7月は「猫」しか読んでいない。
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