羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

惨劇

2005年10月28日 | Weblog
昨日のこと、部屋飼いしている猫がベランダで妙に大きな物音を
たてました。
『何か嫌な予感』は的中して、何とうちのおっとりニャンコが
カマキリと闘っていました。
というか、狩猟本能で一方的に攻撃中。
何が嫌だといって飼い猫が獲物をくわえて誉めてもらいに
帰ってくるのが、絶対にイヤ。
その残酷さは正視できません。
オモチャにして遊んでポイッ、、、。
その始末もしなくてはならないから、
うちの猫は去勢して、室内飼いです。
こんな季節にどこからやってきたのか運の悪いカマキリ。
それでも、及び腰のうちのハンターに向かって
精一杯カマを振り上げたりしています。
でも、勝敗は明らか、、わたしはもう『見なかったこと』にして
部屋に戻ってしまいました。
本当は猫を抑えつけてカマキリ救出したかったけど、
昆虫には触れない。
それに下手に飼い主が手を出すと猫は自分の獲物を横取りされて
ずっとウルサイし、、。
数分してベランダに目をやると彼(猫)は現場から離れて
遠くを見ていました。
おそるおそる惨劇の現場を見るとカマキリの姿はなく
近くの物入れか、壊れて放置してある踏み台の下?
内心ホッとしていると、
猫は現場に戻り、また暫くガサゴソ始めたので、
『やめなさい』と、取りあえず一喝してから部屋に戻りました。
しばらくして猫が部屋に戻ろうとしたときには
思わず猫の口元をシッカリ見てしまいました。
くわえてなくて良かったぁ~、、。
でも、消えたカマキリの行方はやはり気になっています。
まさか、、まさか、、食べちゃったりしてないよね??

28円

2005年10月24日 | Weblog
嘘のようなホントの話、
昨日、わたしの財布には28円しかありませんでした。
給料日前で、お金がないのはいつもだけれど、
今月からメインの通帳とカードを夫に渡しているのです。
クレジットカードもあるし日常にはそれほど支障もなく過ごして来た訳で、、。


そして、先週末に末っ子が風邪をひいて、
医療費が消え、長女がやはり体調不良で薬局に行き、
あっという間にお金は<清く正しく>消えて行きました。


土曜日、大好きな伊勢英子さんの個展が見たいので、
夫に神奈川まで連れて行って貰いました。
そこで、画集を買うために、なんの躊躇いもなく
残ってたお金をすべて使ってしまったのです。
絵、ではなく、画集、というか伊勢さんなので絵本。
(絵にも桁違いの値段がついていたのを指をくわえて眺めました)


帰り道に100円のマックシェイクを10円玉と50円玉で買う
というコドモ顔負けの買い物をしたら
すっかりお財布は軽くなりました。
それでも昨日は夫が紅葉ドライブに誘ってくれたので、
出かけて来ました。
車から降りるときは手ぶら、お金もないからヤケに身軽。
飲食代はもちろん誘った夫がだしてくれます。
一緒に直売野菜をみて、抱えて列に並んでいたら
ふらりと夫が消えてしまい捨てられた子犬みたいに
夫の姿を探してしまいました。


今日はバイト休みでちょっと出かける用事もあったので、
昨日のうちに探しておいた千円札を財布にいれ、
しっかり夕食の材料も買って帰宅しました。
夫が優越感を味わっているとしたらそれもいいかな、
と思っています。(余裕)

ただいま

2005年10月11日 | Weblog
久しぶりにここへ帰って来ました。
懐かしいです。
まだここを開いてくださる方もいらっしゃるんですね。
はてな、に引っ越してそろそろ一ヶ月でしょうか。
ここのほうが慣れているのを感じます。
でも画面が絶えず揺れていて不安定。
また消えてしまう不安もあり、落ち付かないのです。
でも、どちらにも居場所があるみたいで、
ちょっとだけ嬉しかったりします。

映画

2005年10月04日 | Weblog
娘もわたしも火曜日がバイト休みなので、
一緒に過ごすことが多いです。
食事や水分制限の厳しい娘ですが、
ランチも工夫しながら楽しく外食。

それにしても、娘と二人で映画なんて初めてかもしれない。
映画、といえば、娘は彼氏や友達と行くし
わたしは夫婦50割りを利用していたから。

でもたまにはいいな、と思いました。
そのうち映画青年の息子とも一緒に行ってみたいけど、、。
そうそう、わたしは息子不在中は彼の部屋を使うことが多いのです。
部屋で一番目に付くのは「冷静と情熱のあいだ」の
大きなポスターです。

がんばれ、プリンタ。

2005年10月03日 | Weblog
ミッドナイトプレスの締め切りが近づき、
原稿を見直して印刷しようとしたら、
プリンタがダウンしてしまいました。
このパソコンは中古品、そしてプリンタは兄から
貰った古いもの。今までも時々加減の良くない時が
あったけれど、どうにか頑張っていたのです。
それが、この大切なときに動かなくなるなんて、、、。


やれやれ、手書きか、、?
いや、字には自信が全くない。
どうしましょう、、と思っていたら
ミニコミ紙に「プリンタ譲ります」のコメント発見!
早速、電話をして、割合に近いお宅だったので、即決して
夫に車で行ってもらいました。
新しくはないけれど、うちのほど古くもなく、
昨夜のうちにケーブルも買いに行って接続しました。
前のは猫が飛びあがるくらい大きな音だったけど、
今度のはそれほどでもないし、使えそうです。
とりあえず、安心。
これから原稿をプリントしてみます。
そうそう、ペンネームは編集長のアドバイスを
有り難くお受けすることにしました。

働く女性

2005年10月03日 | Weblog
先日、喫茶店で「クロワッサン」を何となく読んでいて
ある記事に目がとまりました。
活躍中の女性への取材記事で、知っている方だったのです。
彼女はわたしと同じ歳、映画の特殊メークでは有名な人で、
わたしは一時期、彼女のお嬢さんのベビーシッターでした。


ちょうど長女と同じくらいの年齢だったので、
ふたり仲良く遊ばせていました(二歳だったと思います)。
彼女の活躍を目にするのは本当に嬉しかったです。
わたしも、その経験を生かしてずっとベビーシッターの
仕事を続けてきました。
体力的に限界を感じてやめたけれど、
シッターは『頑張って働く女性』と接することが出来て
いろいろな出会いがあり、貴重な経験でした。


「クロワッサン」を読んで懐かしくなり、
彼女のホームページを拝見して、ちょっと書いてみたら
すぐに返信がきていて、嬉しくなりました。

名前

2005年10月03日 | Weblog
季刊詩誌「ミッドナイトプレス」に参加出来ることになり
編集長自ら直筆の原稿依頼のお手紙を戴いた時は、
とうとう、ここまで来た・・、という気持ちとまだ
信じられない気持ちが半々でした。
でも、ぼんやりしていてご迷惑になってもいけないので
『書きます』という返事を、とにかくしました。


それで、迷ったのが名前。
こんなことになるとは予想もしてなかったので
ペンネームは『すみれこ』で投稿してきましたが、
この際、苗字をつけた方がいいのか、そのままがいいのか、。
わたしとしては、いつか詩集を出したいと夢を持っていて
そのときの名前は漠然と考えてはいたのです。


旧姓プラス菫子。
もしもわたしに少しでも文学的素質があるのなら、
それは間違いなく、亡き父から貰ったものだと思うから。
でも旧姓は編集長と偶然同じなので何だか申し訳ないし、
『すみれこ』というひらがなで投稿してきたので
全部ひらがなにしようかな、、。
でもヤケに長いぞ、、。
いや、苗字がないと文学少女チックだしなァ、、、。
とぐるぐる考えてしまいました。
たぶん「ヤケに長い」けど全部ひらがなになると思います。
っていうか、作品をしっかり見つめ直さないと、、。


そもそも、何故「すみれこ」なのか、
この件にまつわる長い話は、いずれ書くことにします。