羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

猫がいっぱい

2016年07月17日 | Weblog


母の病室にはプリントされた猫がいっぱい貼ってある。
家族が貼ったものではない。
担当の若いドクターがいつの間にか少しずつ増やしていった。

飼ってた猫は駿という名前で、、、と話したとき
彼は白衣のポケットからメモ用紙を取り出した。
もう母にしてあげられることはほとんどない。
見守ったり話しかけたりするだけだ。

先日行ったとき駿そっくりの猫写真が貼ってあった。
「シュンちゃんいるね」と声をかけると母はちゃんとしっかりと見る。

千羽鶴はグループホームのみなさんから。
「ここに帰ってきてね」というメッセージ。

わたしのメマイ症状は治ったと思ったけどそうでもなかった。
天井がぐるぐる回るこのメマイ。
でも安静にしててもダメだと知っているので無理せず動く。

母の部屋を片付けたら母が撮った駿の写真がたくさんでてきた。
ごろんと寝てるか外を見てるか、ヒーターの前にじっとすわってる後姿。
今度病院に行く時はこの写真を持っていってわたしも貼ろうと思った。

ブログね、、、、。

2016年07月14日 | Weblog
なんというか、もちろん、書くことはたくさんあるし思うこともたくさんある。
たぶんありすぎるとかかない。
そういうブログだったのか?わからない。
だからここはあまりあけなくなったのだけれど、最近ちょっと面白い発見をした。

ブログの空白が続いても以前はアクセス数があまり減らなくて
更新してなくてスミマセン、と思ってた。
ところが今回はがくんと減っていて開始以来見たことの無いような数字をみつけ
なんだかそれがおもしろい。
「みたことのない数字」がオモシロイ。

ブログは誰かのために書いてるわけではないので分類もしてないし不親切きわまりない。
(気まぐれなんだけれど公表しているからには多少の意識はしたりする。)

そして最近、あるブログを偶然みつけてそれがものすごく詳細で親切だったので
助かった。
有難かったので思わずメールしたらそのメールにもちゃんと返信していただいた。

「役立つブログ」というのはすごいね。
さっきそれを思い出してもう一度彼女のブログを読みに行ってみた。
タイトルのつけ方がうまい。これから何を書くか、わかりやすく具体的。
かならず写真がある。話が明確でくどくないから読みやすい。

そういうわけで
日々あれこれありつつ仕事に行き母の病院に行きスマホゲームをして
本を読み、今年もまたメマイがやってきたので憂鬱になってたけど
どうにかそこから逃げてきた感じしてる。
詩も書いた。あるひとに長い手紙も書いた。

今日は仕事の帰りに長女の部屋に行ったら
ベランダにくる猫をさわらせてくれた。かわいかったなー、ねこ。