羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

花と恋人たち

2008年09月27日 | Weblog
青山ユニマット美術館にクリムトの絵を観に行った。
絵にはまったく疎いわたし、クリムトも名前は知っているという程度。
でもせっかくだから、と秋晴れの休日の青山散歩。
クリムトの絵は「女性美賛歌」という企画展のなかにたった一枚。
「イルリヒタ」という作品だった。
やっぱりよくわからなかった・・・・。
今日、いちばん印象に残ったのは、常設展のシャガール、「花と恋人たち」。
シャガールは色調や雰囲気で、明るい絵画だと思っていた。
事実、花々は多い。
でもこの絵に漂う不思議な暗さはなんだろう。
寄り添う恋人たちを見つめていたら、シャガールという画家について、
もうすこし知りたくなった。

コメント・・・・。

2008年09月13日 | Weblog
このブログに変なコメントが書き込まれることが数回あったので、
そのたびに削除して、もうここは閉鎖しようかな~と考えていた。
結局、「事前許可制」という設定にして、すこし閉じかけてまだ開いているお店みたい。

新聞に大好きな伊勢英子さんの紹介記事を読む。(絵本のシリーズ)
柳田邦男さんと再婚されていたことは知らなかった。
50代と60代、の再婚どうし。分野が違うのにご一緒のお仕事が多いので
「あァ、やっぱり!」と感心して納得した。
お互いの才能を尊敬しあうお二人にちがいないと、うらやましく思ったりもして・・・。

蝶の旅

2008年09月02日 | Weblog
パソコンをあけるために夜、部屋に入って電気をつけると目の前を何かが
横切っていく。
最初は蛾だと思った。
でも、モンシロチョウだった、紛れもなく。
どこから入ってきたのだろう。
猫に見つからないうちに出て行きなさい、と言ってもひらひら飛んで、
ふわりととまり、またふわりと飛んでぜんぜん窓から出ていかない。

「踏み切りよ、ここは」といった三好達治の詩にでてくる蝶々を思い出す。

踏み切りなの?

白いちいさな奇跡のような、季節外れのモンシロチョウ。
うるさい猫に見つからないように外へ追い出してしまったけれど、
どこからきて、、、どこかへ、、、、?

生きていけるだろうか。