羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ブルーディージー

2007年07月31日 | Weblog
野に咲く花が好き。スミレやアザミ。
それから、青や紫色の花にもこころひかれる。

仕事場には花壇があって、水やりも仕事のひとつ。

これがかなりの運動量(だと、自分では思っている)。

あのぐるぐるホースでじゃんじゃん水をかけなさい、と暗黙の指示あり。
最初の頃(春だった)は、ぐるぐるホースを延ばしたり巻いたりしていた。

春が過ぎ、花壇の数が減ったので、わたしはジョーロで往復する作戦に替えた。

他の職員はもちろんホースでじゃんじゃんかけているようだ。

ホースは水の勢いが強いので、何となく花が可愛そうに見える。

ある日、花壇屋さんが来て、黙々と手入れをしていた。
若い男性だった。

「おつかれさまです」と声をかけて彼と一緒に花壇を眺めた。

当たり前だけど、彼は花の名前や特徴を全部知っていて、
わたしはそれに感嘆しながらゴチャゴチャ質問した。

わたしが一番好きな青い可憐な花の名は「ブルーディジー」だった。

野の花が好きだといっても、ほとんど名前を知らない。
園芸種だってもちろんわからない。

覚えることは楽しいことだ。(だからきっと知らない事があってもいいんだと思う)
そうして、少しづつせかいが広がる。

仕事(人間関係)

2007年07月20日 | Weblog
何故かな~、どうもわたしは、仲良くなれる人も多いが、反感もかう(らしい)。
マイ・ペースで、要領も覚えも悪いからかもしれない。
でも、自覚してるから、先輩にはひたすら低姿勢、、、というかマジメに聞く。
聞いてメモして覚える。

自分なりに一生懸命、仕事してるつもり。

それでも、どうしても相性のよくない人、というのはきっといるんだね。

基本的に交代制(三人)なので、一日ひとりでその日の業務をこなす。
そのために、連絡ノートがある。
この業務ノートが、微妙に感情が混ざっていて困惑するわけで、、、。

最初の頃は「こうしたほうがいい」とか「こうしてください」という
アドバイスやミスの指摘プラス解決法だったのが、
最近はどうも違う。(気がする)

たぶん相手は、いつまでも要領よく出来ない自分にイライラしているのだろうが、
それが言葉の端々にあらわれていて、けっこうつらい。

今朝はノートを読んで「辞めたいな、この仕事」と思った。
わたしは去年の11月末に採用されたが、辞めていった前任者と話す機会が
あったときに「人間関係でダメだった」と言っていたのを思い出す。

でも、辞めるわけにはいかない。
ようやく覚えたことがたくさんあるし、仕事は大変なときもあるけど、
仲良くなれたひとも何人もいる。
木々が近くにあるからこころが休まる。

この状況を知っていて「大丈夫?」と声をかけてくれるひともいる。

甘えることなく、媚びることもなく、きちんと仕事しようと思いなおす。
まだまだ、つらいな、と感じるコトバには出くわすだろうけれど。

赤い傘

2007年07月11日 | Weblog
梅雨空が続いています

今朝、バス停で一緒だった青年は赤い傘を手にしていました。
若者に多いビニールではなく、きれいな赤色。
彼女から借りたものかもしれないし、その人は赤が好きなのかもしれない。

わたしの息子も赤が好きです。
子供のときから好きでした。
赤はヒーローの色だったしね。

赤は女の子の色じゃないのに、小学校へ入ったとたん、絵の具箱やら
なにやらで、男女区別されることが多くなり、戸惑ったものです。

学校教育から開放されて自由になり、
息子はやはり好きな赤色の財布を持ち、バイクも深紅です。

固定概念というのはチャレンジする面白さがあるからいいな。

今朝わたしが目にしたように、少し目立ったりもするから、
眠りかけた意識を揺り起こすチカラも、あるのかもしれません。