羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ある日、井の頭で。

2017年03月28日 | Weblog
じぶんにとって大切な場所はひっそりと存在していて、
十代の頃からふとしたときには思い出し、「行こう」と思い、
ただ何となく行く。馴染んだ安心感と懐かしさ。
井の頭公園文化園の林のおくにある彫刻館は、そういう場所のひとつである。

三月のある日、「西浦祐太作品展」を観に行った。
「カレラトイクトコ」
不思議な木彫りの作品(動物をモチーフにしたものが多い)が
チラシにいくつか紹介されていて、
作品につけられたタイトルにまず興味をもった。
たとえば何かの動物の背に乗ってラッパをふいている少年か少女のような人物。
タイトルは「群れをはなれた鳥は 涙を捨てて大好きな歌をうたった」

何かの意味を考えてしまう、そして目の前に形となった木彫作品があり、
西浦さんの作品にはイメージと想像の隙間をすこし垣間見せてくれるようだ。

作品は撮影自由だった。
一枚だけガラス越しに撮らせていただいた。

タイトル「ピンク色の直線が天地を分けるとき 北の森はあなたの名を星に教える」


ある日、美術館で。

2017年03月12日 | Weblog
あらビックリ。二月はぱったりの空白。
忙しかったのかというとそうでもない。
仕事辞めることになるやもしれず有給をつかって遊んだり、
久しぶりの友達と会ってお喋りしたり、
なーんにもせずにうちにいたりしている。

「休養」と大きなカオしている。

録画しておいた映画、本、また本、スマホゲームのキャンディクラッシュは着々と進み、
何人かいた仲間から遠く離れ、いまレベル770まできた。
 

もちろんいろんな出来事があった。
訴訟へと何度も何度もくじけずに頑張っていた友人が世田谷区を提訴して記者会見した時は
フェイスブックへと投稿した。
このままフェイスブックへの投稿へと転じようかとも考えた。
でもやっぱり個人的に好き勝手に綴るこのブログの体裁に馴染んでいる。

二月のある日行った美術館。 


ここは「幻想美術動物園」と大きな熊が持つ看板に書いてあった。
しばらく投稿しないうちに写真は大きいサイズで統一されたのかな。
これはこれで慣れるだろうか。

体裁やアプローチやカスタマイズされた感じがやっぱり違和感あると思ったら、
ブログは引っ越すかもしれないし、しばらく考えてみたりしよう。

仕事は四月から同じ会社の違う勤務地へと移動になった。
にもつをまとめいらないものを棄て新しい場所へと動く。