羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

秋の散歩

2015年09月29日 | Weblog
スマホのアプリといえば便利なのが地図や歩数計かも。
先日、といっても二週間くらい前、
「湧き水散歩第二回」で矢川緑地へと行って来た。
「さあ出発しましょう」というときにふと思いついて
「run&walk」を起動させてみた。

じぶんが今どこを歩いているのかわかるし
キロも歩数も消費カロリーも表示されるので面白くて
途中で写真も撮りながら約二時間弱歩いて駅へと戻ってきた。

矢川緑地は雑木林の間を川が流れ、木の遊歩道も整備されている。
府中湧水の「ママ下湧水」は地域の方がしっかりと保護活動されているようだった。
ママ、というのはこの地域では崖のことらしい。
国立郷土博物館にも寄って約4キロ。

ところが自宅に帰って「あらら」と思ったのが
途中で撮った写真がどこにもないこと。
そういえばこのアプリを起動させたまま撮影をしたとき
「使用する」というマークが小さくでていた。
そうか、あれをタップしておかなければ保存されないのね。
ということでこの散歩に写真はなし。

少々ショックではあったけれど秋の散歩はまだ続く。
こんどはぬかりなく使用することにしましょう。

バスが好き

2015年09月26日 | Weblog
いま使っているスマホは二台目だけど、前のと違う機能がいくつかある。
そのなかですこし不思議だと思うのが
「自宅までの所要時間」と「職場までの所要時間」。
自宅も職場も登録した憶えはないのにいつも持っているうちに覚えたらしい。

しかし自宅はいいとして、毎朝出かけるところは「職場」とは限らないだろう。
「実家」とか「施設」かもしれないのに何故か毎朝、ほぼ正確に仕事場への
アプローチをいくつか教えてくれる。

会津へ旅行していたときも旅館でスマホを見たら「職場まで4時間54分」とでて
列車やバスの時間がでていて何だか笑えた。
山荘でみたときは歩いて街まででるために徒歩で二時間くらいとあったと思う。

練馬区のゲームセンターでいつまでも遊んでいたら自宅への帰り方が
聞いていないのに表示される。
職場に行かせるか自宅に帰らせるか、どう判断するのだろう。
朝なら仕事。昼や夜なら自宅かな。
仕事中にみると自宅への帰り方がでていて、もう切り上げて帰りたくもなる。

そしてこの機能を何となく眺めていたら、ある日、職場から自宅まで
バス一本で帰れることに気がついてすごくビックリした。
このバスは新宿から武蔵境まで走っている昔からある長距離(?)バスで、
むかし母と新宿で買い物をして疲れたときはこれに乗ってのんびり帰ってきたものだ。
それがまだあることは知っていたが、職場から歩いていける所にそのバス停があることは
まったく知らなかった。

さっそく時刻を再検索してみた。
そうしたら何と!一日に2本だけ!一時間に2本ではない、一日に2本(この都会で)。
その一本がちょうど仕事が終わる時刻にあるので、
これはもうバス好きとしては乗るしかない。
スマホの地図を頼りにある日、実行に移した。
バスの姿を見るまでは(他に待ってる人もいなかったし)すこしドキドキだったが
バスはちゃんときた。
乗客も普通にいて途中の吉祥寺駅でずいぶん降りた。

先日、もう一度そのバス停へと行ってみた。歩いても20分弱の所にある。
今回はわたしの他にご婦人が一人いて一緒に待ったけれど
20分以上遅れてきたので多少待ちくたびれた。

駅を経由しないので買い物などができないけれど
このバスは案外気に入っている。願わくは遅れずに姿を見せてほしい。