羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

過ぎ行く5月

2020年05月15日 | Weblog
長女が届けてくれた母の日のアレンジメントは、いま分割して玄関と洗面所に。
さいしょはこんな感じだった。


一人暮らしの窓辺がパッと明るくなった。
うちにいるからスマホ見てる時間も増え
ネット購入する事も少し増えた。
そんな時、アマゾンから心当たりのない
商品購入のお知らせメールがきてビックリした。
焦って購入履歴を確認したけど買ってない。
よく見ると転居前の住所になっている。
発送準備中らしいけど履歴にないので
キャンセル出来ない。
カスタマーセンターはこういう時期なので電話受付はしてなくてチャット。
どうやら以前使っていたアカウントを使われたらしい。コワイ。
その後、アカウント閉鎖を申請して
ようやくホッとしたのもつかの間、
同じ事態が数回も発生して非常に疲弊した。
何回もアマゾンとチャットした。
要領を得ない説明も多くイライラする。
担当部署から改めてメールしますと言ったので1日待っていたのに来なかった。
やはり釈然としないので再度チャット。
ようやくメールはきた。
分かったような分からないような終わり方で今日が4日め。
緊張感のあるアクシデントだった。
不審なメールをあけた覚えもないし、
原因はハッキリしないけど仕方ない。
アカウント…じぶんは1人なんだから
アカウントも1つでいい。
整理するべき事柄がここにもあった。


ステイホーム

2020年04月26日 | Weblog
実はブログを他でちょっとだけ、
書き始めている。
ひっそりと静かに小さな声で、
じぶんだけの素直なブログ。
公開はしているが日にちが浅いのと
ハッシュタグつけたりしないので、
アクセスはほとんどない。
読者獲得が目的ではないのでそれでよし。
ところが、ふと、ここに戻ってみると
毎日それなりの数字が出ていて
訪問者がある事実に「うー…」と思う。
居留守を使っているような落ち着かない感じ。
それで時々は戻って来ようと思ったりする。
とりあえず時間がたくさんある。
昨日から300ピースのパズルを始めた。


300なんてカンタンだろうと思ってた。
1000ピースの名画シリーズも買ってある。
しかし!藤城さんの絵は精密で非常に
細かい。やりがいがある。

退職と転出

2020年04月01日 | Weblog
4月になった。
退職をして転出届を出す人と一緒に
市役所に行く。
今日もつめたい雨が降っている。

昨日読み終わった本
井上荒野「あちらにいる鬼」
これは図書館で予約した本。
図書館は閉まっているが予約本は
受け取れるのでバスで行って来た。
返却日が4月28日となっている。

3月に読み終わった本で書き忘れた本
「小川洋子と読む内田百閒アンソロジー」。
いま友人のところにある。
今日、アマゾンで注文した本、
「アウシュビッツのタトゥー係」

こうしてたくさんの活字がすっかりと
どこかに収まり、ようやくわたしは
ぽつぽつと書き始めるのかもしれない。
そうだといい。
やはり書いているじぶんでいたい。

春がきても在宅

2020年03月30日 | Weblog
延期になったり中止になったりする事が
続く春。
冬晴れ、早春、春本番、と窓の景色も
変わり散歩道には桜が咲いた。
「書こう」と思うことは何度もあった。
ここのブログかツィッターか、詩や雑文を載せているサイトか、。
書きたいことはふるふると降り積もり、
そして結局なにもどこにも書かず沈黙。
降り積もったものは春の雪のように溶けたりはしない。
たぶん「思い」なのだ。
そんなことあったね、と自分で思い返すための一人称の記録。

1月から3月に読んだ本。
窪美澄「トリニティ」
天童荒太「ムーンナイトダイバー」
村上春樹 川上未映子
「みみずくは黄昏に飛びたつ」
桜木紫乃「氷の轍」
天沢退二郎「光車よまわれ」 
若竹七海「暗い越流」
千早茜「桜の首飾り」
中島京子「夢見る帝国図書館」
佐野洋子「死ぬ気まんまん」
篠田節子「スターバトマーテル」
「美神解体」
「介護のうしろからがんがきた」

冬晴れの日、在宅。

2020年03月30日 | Weblog
久しぶりにアップした記事を読み返すと
じぶんはとてもげんきで
すこやかな感じがする。
そうだろうか?と思う。
そうでもない、と思う。
怠け者だからぐだぐだしている。
うちにずっといるのもつまらないけど
出かけて行くのもちょっと面倒くさい。
出かけた先で誰かと会ったりするのも
おっくうだったりする。
日に当たるために散歩に行くのは
わりあい好きだ。
誰とも会わないし話もしない。

だけどきっとそれが連続すると
人恋しくなるんだと思う。
知り合いや家族や友だちに会いたくなる。
ぐだぐだしてる不健全な感じも気になり
始める。
それが予測できるから予定をたてる。
出かける日の予定。
出かけるじぶんをイメージして
カレンダーを眺めて落ち着く。

今は仕事もたまにしか行かない。

朝も夜も仕事をかけもちして
頭痛薬を飲みながら必死にがんばって
いた時も確かにあった。
ぐだぐだしてるヒマは
そういえば全くなかったが
健やかに日々過ごしていた訳じゃない。
混濁の流れにのみ込まれそうな毎日だった。
どうにかここまできた。
いまはまたここで羽を休めている。

1月と2月

2020年02月08日 | Weblog
ぼんやりしてたら全然ブログ更新してなかった。
昨年の今頃は引っ越し準備で、
めちゃくちゃ忙しかった。
でもようやくこのマンションを見つけた。
ひっそり佇む古いマンション。
バス停とコンビニと小金井公園が間近、
多摩川緑道に面している。
膝が痛くてもエレベーターがある。
ここに決めて、フリーレントなので
早めにカギを貰い、仕事終わりの午後、
吉祥寺からバスに乗ってやってきた。
あの時の嬉しさをよく覚えている。

さて先月のこと。
たまには都会に行きましょうかと
計画した。
一泊2日。まず早稲田に行き、
乗りたかった路面電車、荒川線。
鬼子母神へ。それから宿泊先に荷物を
置いて皇居へ。都内在住数十年、
初めて中へ入った。
夜は後楽園のライトアップを見る。
翌日はレインボーブリッジへ。
歩道があると知ったので歩いてみる。
そして予約しておいた展望レストラン。
そう、実は記念日だったので
東京湾を眺めながらランチ。
さいごは品川シーサイド、アクアパーク。


いつものようにいろいろぐるぐる
あちこち行って楽しかった。
今月もちょっと出かけるつもり。
出かけて帰ってくる。
ここを住処に決めたのでここを目指して
戻ってくる。

大晦日

2019年12月31日 | Weblog
まだ整理出来てなかった本をようやく
片付けた。
アマゾンに出品していた本も1箱あったが
在庫管理したりするのも多少面倒になり
大部分を古本屋に持って行った。
「おへそ書房」という感じの良い店が
近くにあるとわかったので、
タダ同然みたいでもそこならいいと思った。
友人から預かっている新品の写真集などは大切にとってある。
父親の古書の山は殆ど処分してきたが、
まだ数冊あった。
バーコードがないのでブックオフでは
話にならない、それらも快くひきとってくれた。

あらためて本棚を眺める。
こちらで購入したものふたつ。
三鷹の廊下にあった収納棚を組み合わせたものひとつ。
先程、友人から数年前に頂いた俳句集をもう一度読んでいた。
[犬と坐す]。そういえば彼もワンも元気だろうか。年賀状くるかな。

この地に転居して初めての年末年始。
茨木のり子さんという詩人はこの西東京市に住まわれていたらしい。
さいごはおひとりだったという。
「茨木のり子の家を保存する会」があると知り行ってみた。
出来たばかりの会とのこと。
参加してみるのもいいかなと思っている。

伊豆高原

2019年12月08日 | Weblog
秋の終わりの伊豆高原もいいかなと
思って車の助手席に乗ってやってきた。
5日間の伊豆タイム。
ガイドブックに出ていた東府やベーカリーに行ってみた。
平日なのに大人気。
庭の長いテーブルの下は足湯。
そこでランチタイムも確かに良さそう。
でもちょっと寒いのでイートインにした。
それから枝垂れイロハカエデを見るために青埴神社へ。
こういう紅葉は珍しく天然記念物。
東府やすぐ近くだが全くの無人。



 
それから調べておいた巨木に会いに行った。
細い山道をハラハラしつつ登る。
益山寺の大カエデと大銀杏。
これも県指定の天然記念物で樹齢なんと
900年とか。







海を眺めたり、大室山を見上げたり、
山道を上ってみたりする。
なかなか良い。
今日は青空が見えたので一碧湖へ。





雨上がりの朝、公園で。

2019年11月28日 | Weblog
紅葉をたのしむなら今しかない。
黄色、赤色、まだすこし緑色。
木々が見せてくれる色彩の饗宴は
ながくは続かない。






降り続いていた雨が上がり、
開園と同時に入った立川の昭和記念公園。
かたらいの道に続く銀杏。
朝の日本庭園。
広い園内はまだ人もまばらで静か。
だいぶ歩いたので帰路は園内周遊バスに
乗って西立川駅近くへ戻る。
これから来る人がたくさん歩いていた。

そういう日々

2019年11月22日 | Weblog
転居とともに辞めるつもりだった仕事も
人材不足で結局、時々行くようになっている。
ひとりでこのマンションの1室にいると
「外に行こう」と決めなければ、
いつの間にか日が暮れる。
あれ?今日は誰とも喋らなかったわと
思ったりする。
だから時々仕事に出て行くのは良かろうと思っている。

先日、三鷹に用事があり久しぶりに
野川公園へ行った。
晩秋の日差しが柔らかくとても良い散歩だった。




この頃、散歩の効果をちょっと見つけた。残念ながらダイエットではない。
「詩」。ほわほわと言葉たちが遊びに
くる。おや?と思う。
帰宅して忘れないうちに書きとめる。
書く場所も見つけたので、そのサイトに
ぽつんとだしておく。
まだ詩を書いているじぶん。
見知らぬ誰かの目にとまる事もある。
そのサイトはイイネではなく、
スキ、と共感サインがある。
読み返してみると、上達などと無縁で
むしろ稚拙。それでも推敲前の下書きの
つもりで、書いている。
詩の近くにいればそれでよし。
時々仕事に行く。
散歩にはよく行く。
一歩も外に出ず喋らない日もある。
昨年の今頃この小金井を歩いた。
一年経った今そこに住んでいる。