羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

今年の本、後半。

2018年12月29日 | Weblog
前回の続き。

「じっと手を見る」窪美澄  「ハピネス」桐野夏生  「ホワイトラビット」伊坂幸太郎
「虚ろな十字架」東野圭吾  「花渦」髙樹のぶ子   「雪の練習生」多和田葉子
「タミーを救え」上下 松浦寿輝  「わたしの命はあなたの命より軽い」近藤史恵

「夜は眠らない」上下 星野智幸  「おとぎのかけら」千早茜  「瑕疵借り」松岡圭祐
「すべてはあの謎に向かって」川上未映子  「抱擁・この世でいちばん冴えたやり方」辻原登

「わたしの本の空白は」近藤史恵  「コトラ母になる 津軽の猫の四季物語」岩合光昭
「だれかの木琴」井上荒野     「さいごの毛布」近藤史恵  「きみはいい子」中脇初枝
「錆びた滑車」若竹七海   「ペインレス」上下 天童荒太  「三つの名前をもつ犬」近藤史恵

「取替え子・チェンジリング」大江健三郎  「ウツボカズラの甘い息」柚木裕子

柚木裕子さんはテレビで猫と一緒にでていていい感じだった。
「盤上の向日葵」や「孤狼の血」などの大ヒット作はまだ読んでいない。
最近の人気作家とわたしの読書の出発点かもしれない大江作品が、今年の冬に並んだ。
今は桜木紫乃さんの「霧 ウラル」を読んでいる。

居間にある大きな本棚からあふれた本が、息子がいた部屋や廊下や自室等々にある。
この冬、ひさしぶりに本格的に(!)片付け始めた。
処分する本の山で足の踏み場がなくなった。
つい読み始めたりもする。
20冊位を紐で束ねた山が10以上出現した。
アマゾンで売るとか読みたいとか言われそうな「保留」の箱はいま三つ。
お正月にこどもたちにみてもらう。
これが居間の本。ここからあふれた本がまだまだあるのでこの三倍以上はあると思う。

大切な本はもちろん別にした。母がわたしたちに読み聞かせてくれた「ひろすけ童話選集」は、
わたしもこどもたちに読み聞かせた。
先日長女とコンビニで買い物していたら「キャラメルが着物きてる話あったよね、たまに思い出す」と
お菓子の棚みて言っていた。そう、ひろすけの童話。
むかしのことだけれど、心に残っている。わたしにも大好きな話があるから、このボロボロの本は、
これからもわたしの大切な本。

今年の本

2018年12月29日 | Weblog
だいたいわたしのブログにふかい意味などなく何となくそのときの気持ちを
綴っているだけなんだけど、前回のブログを読んだ友人から
「どうしたの?」と心配するメールを貰ったので申し訳ないことをした。

大丈夫。もちろんみんな日々いろんなことがある。
でも折り合いをつけてやっていける。
わたしもこんな年の瀬にブログを書いてるほど元気。
イノシシの詩もどうにか書いて年賀状も書いてる。

今年読んだ本。

「海を照らす光」上下 M.L ステッドマン   「主婦病」森 美樹  「夕暮れもとぼけて見れば朝まだき」高見のっぽ
「エルニーニョ」中島京子 「ブルース」桜木紫乃 ・・・・。

手帳を見るとこれが一月に読んだ本。図書館から借りた本も長女が持ってきた本も、新刊も古本もある。
二月から四月。 
「ざらざら」川上弘美   「賢者の愛」山田詠美  「火の旅」日和聡子  「路上のX」桐野夏生 
「それまでの明日」原 寮  「つやの夜」井上荒野  「鳩の撃退法」上下 佐藤正午
五月から六月
 「愛の夢とか」川上美映子 「食べるのがおそい」(短歌や短編集)  「透明カメレオン」道尾秀介
 「罪花」 高樹のぶ子   「愛妻物語」 重松清

そしてこの愛妻物語に辟易したのか7月になり暑くなってきたからか、この先は読了の日付がない。
手帳にただただ読み終わった本が書き連ねてある。

それらをここに記録しておくのもいいかもしれない。
続きはまたあとで。

深く深く秋へ

2018年12月05日 | Weblog
気がついたら秋が終わろうとしていてもう冬らしいのだった。
夏から考え始めた事を、ゆっくりと進めようとしてきた。
考え、調べ、相談し、仲介者を選び報告を待つ。
そういう日々だった。
そしてある程度の結論がでた。
全てがうまくいくなんて事は
絶対にない。そんなに楽観的じゃない。
だけど、どうなるんだろう?という不安感はいつもあり、心身消耗しているのを実感した。

さぁ、こんな感じですよと大体がわかったある日、木々と葉っぱたちと空を見上げたくて小金井公園へと行ってきた。




江戸東京たてもの園にある喫茶室でたっぷりのカフェオレを頂いた。


朝早く行ったので人も少なく、
森の中でゆっくりと深呼吸できた。

これから今後どうすればいいのか考える。
こころ穏やかに笑顔でいられる途を急がずに考える。
きっとまだ時間はたくさんある。