羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

新しい一歩

2013年09月24日 | Weblog
埼玉に住んでいる次女が県内で引っ越すことになり、
同時に彼氏と入籍もするという。
夏の終わりにそれを聞き、慌しくふたりの秋が過ぎていくのを見守る。

彼は単身、挨拶にもきた。
休日が違うため一緒に行動できる日がないそうだ。
必ずずっと大事にします、という若い人の真剣な眼差しは
とてもよかった。
娘から聞いたときは、そうねと流れの中で肯いていたけど、
彼から直接聞くとなにか、かくじつに腑に落ちるものがあり、
すこしさびしくなった。

学生時代からよく知っているマジメな彼なので、
安心感は大きい。

長女が医療従事者と結婚したときはまさに「バトンを渡した」という
気持ちだった。
次女には「二人で頑張ってね」と思う。
こどもたちは巣立つ。わたしの手を離しやがてしっかりと自分の
パートナーを見分ける。

新宿WEバス

2013年09月12日 | Weblog
それで、オーダーマクラは魔法のように眠れるかというと
そんなわけはないのであった。
むしろ慣れないので緊張して眠りが浅い。
睡眠導入剤は小さく小さく割って気休めに飲んでいてある日、
とうとうおさらばした。バイバイしてまだ日が浅い。
まだ飲むときもある。でもできるなら戻りたくない。

やがて慣れるだろう。いろんなことに慣れる。
そういうふうにできている。

今朝、バス停に一番早く着いた。
わんこがだいぶあとからやってきた。
並んでいる人々の足元のにおいを嗅ぎ、時に顔を見上げ、
とうとう先頭のわたしのところまでやってきた。
ぴったりとからだをくっつけて甘える。
犬ってこんなにかわいいんだなあ。犬、飼ったことないからわからない。
でもわんこに「いってきます」を言えるようになるなんてラッキーだ。

平田俊子さんの「スバらしきバス」読了。
わたしもむかしからバスが好きなのでとても楽しく読んだ。
平田さんは中野にお住まいらしく、中野から吉祥寺に行くバスや
青梅街道を走るバスの話、知っているバスの話題満載で親近感。

そういえば先日、新宿の街を走る「新宿WEバス」というキュートなバスに乗ったら
なんとガラスの屋根。その日は雨で乗客は他にひとりだけ。
都会の雨がガラスに降り注ぐ。
絶え間なく問われる意味がガラスにぶつかりバスがそれをまるごと引き受けて
頼もしく走っていたからもっとずっと乗っていたかった。

オーダー枕

2013年09月11日 | Weblog
いつものことながらいつの間にかとき流れ更新しないまま
九月になっていましたね。

観劇、がーまるちょば、蓼科、映画、カフェ、漱石旧居跡への文学散歩、猫塚。
多少なりとも思うことあり、書こうかなと思うときがないでもなく、
それでも日々はぽわんぽわんと過ぎていきます。
ふとツイッターに何かを呟く気楽さは、ツイッターではわたしがわたしであると
正体を知っているかたが少ない(ハズだ)と思い込んでいるからです。

そうだ、詩もひとつ書きました。
仕事の合間にメモ帳に。そしてすみれこの詩を知っているひとにちら見せしました。
ツイッターではミッドナイトプレスWEBの最新号がでたのを知ったので、
ダウンロードして読み始めています。
かつてじぶんがいた場所。秋を呼吸するなら詩の世界。

夜はフェイスブックの広告のとこにあったゲームをしてるとあれまと時間が過ぎる。
キャンデイを消していく。キャンデイクラッシュゲーム。

そんなこんなで肩こりを悪化させてある朝目が覚めたら、
せかいがぐるぐるまわってた。
秋口によくあるメマイの再訪でした。
アタマをすこしでも動かすとぐるぐるするので横になっても寝返りがうてない。
今回はいつになく吐き気がつよく当然食欲もなくなったので、
痩せるかな~と期待したけどそうはいかなかった。

わたしのメマイは薬が効かないので静かにしてるしかない。
でも引き出しをごそごそ探して吐き気止めの薬を見つけたのはラッキーだった。

ようやくだいぶ元気になってきた今日この頃、
決心してオーダー枕を買いに行きました。
「薄紫の冬桜」読者のかたは覚えていらっしゃるかもしれませんが、
あの大きな枕は駿と共用だった。
図体のデカイネコの駿がなんの躊躇いもなく枕にのっかて来るので
枕なのか猫用クッションなのかわからなくなるときもあり、、、。
それでもわたしたちは仲良く顔をくっつけて眠ったものです。

思い出の枕もだいぶへたってきたので、このさい肩こりや頭痛や不眠解消に期待して
新しいセミオーダー。枕カバーはすみれ色。

久しぶりのブログ更新。
文体雰囲気変えるのもちょっぴり楽しかった。いつでも自由でいればいい。