羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

前を行く人

2010年03月07日 | Weblog
友だちから「植物園の仕事が決まった」というメールがきた。
市の臨時職員とのこと。
いつも前向きで、素晴らしい行動力で、小説も書いて賞をとっている彼女。
すこし年上で、わたしのずっと前を歩いている女性、と思っていた。
「一人で生きていく」ということがどういうことなのか、
教えてもらっているような気がしていた。

「消防署でAEDの講習を受けるから」と誘われて出かけた事もあった。
彼女が集めたメンバーはそれぞれ個性的で素晴らしかった。
(みんなが活動的にジーンズなのにわたし一人だけふわふわの長いスカートで、
「もう、○○ちゃんはそんな格好で・・・」と言われたりして、
やる気のなさがバレバレだった。)

書くことや読むことが、わたしたちの大きな共通点。

しばらく連絡がないな~と思っていたら、新しい仕事の話だった。
良かったね、と返信したら「心身ともに不調だった」とのこと。
でも、仕事も決まったしまた活動再開するし、小説も書く、とあった。
誰だって「いつも前向き」なわけじゃない。
当たり前。そう、彼女とそういう話もしたことがあった。
もうすこし暖かくなったら、友だちがいる植物園に行こうと思う。