羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

本を忘れた日

2010年03月04日 | Weblog
送っていただいた詩誌を読み、「あざみ書房」のページで、詩人が発刊している
最近の詩誌を読む。個人誌もあれば、数人の同人誌もある。
「薄紫の冬桜」も一昨年のところに載せていただいたが、まさに発行・不定期」。

それでも、すみれこの作品が読みたいと伝えてくださる有り難いかたがいて、
ふと「書こう!」と思い立つ。でも、驚いたことにノートがない。
「灰皿町」にかろうじて載せた作品は直接にパソコンで作った。
まず一枚プリントして、そこに推敲していった。

だけど、思いついた言葉の欠片を書きとめるノートが、わたしには必要なはずだった。

今日は母親の付き添いで、病院に行った。
読みかけの伊坂幸太郎さんの「SOSの猿」を持っていくのを忘れてしまった。
本もなければノートもない。
長い待ち時間がもったいなく思える。『新しいノートを買おう』と考えていた。

新しいノートを買ったとたんに、書きかけの古いノートが見つかるかもしれないけれど。