羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

自分の証明

2010年03月09日 | Weblog
みぞれになったな~と思っていたら、
ほどなく雪になり、夕方にはすっかり白い世界。
風邪っぽいからと予定を変更してうちにいてよかった。

ちょうどいいから(というか遅いかもしれないけど)、
ようやく確定申告をパソコンで作成した。
e-taxは持っていないので、プリントして郵送する。
でもこれを使って「電子送信」すると最大5000円お得!というのが、
そういえば去年も気になっていた。

市役所に行って申請して取得しなければならない。
電話してすぐ貰えるのかどうか聞いてみた。
運転免許証はもっていますか?と問われて持っていない、と答える。
顔写真つきの身分証明書が必要なんだそうだ。
前にも何かのモニターに応募しようとしたらそう言われて諦めた。
でもやはりそのモニターに魅力があり、度々募集もあるので、
いっそのことパスポートでもとろうかと考えた。

結局はパスポートも必要ないし何かと面倒でやめてしまった。
そのことを思い出しながら「自分であることの証明」について、
ふと思いを巡らす。

今回の市役所の件は申請、郵便、郵便物持参、という段階で入手できるとの事。
間に合わないですよね、と思わず電話で(自分の事を棚に上げて)言ったら、
でも、電子申請には他にもコントローラーを買わなければいけないし、
それが2,3千円するし、申請に500円かかるし、5千円お得と言っても実際は
とんとんですよ、と妙な慰められ方(?)をして話が終了した。

「とんとん」かあ・・・、と何故かわたしはブタさんの絵文字が二つ並んでいるところを
思い浮かべながら、とりあえず今回はまた郵送にしよう、と思った。
郵送する前にまず提出書類を作成しなくては・・。
入院したわけでもないのに、今年も医療費は10万を軽く超えた。
いつもいろんな物を紛失して探し物ばかりしているわたしも、
医療費のレシートだけは、お利口にきっちりとってある。
もちろん、一山もある。
いつか同じ片頭痛に悩む友人が「私たち一年間に払う薬代で、ブランドのバッグを
買えるわよね」と言っていた。
ブランドバッグには興味がない。でも、この医療費の清算書はある意味「わたしの証明」
かもしれない。