羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

草木の精

2019年05月24日 | Weblog
一度行ってみたかった牧野記念庭園(練馬)に行ってきた。

日本最初の本格的な精密な植物図鑑を生涯かけて作り上げた
牧野富太郎。
自分は草木の精であると言っていたという。

全国を歩いて採集した植物は約40万点。発見して命名した植物は、
1500種類以上あるという。
記念館には博士を献身的に支えた夫人のエピソードも紹介されていた。
庭には300種類以上の植物があるとの事だが敷地はそれほど広くなくゆっくり歩いて楽しんだ。
 




すこし驚く

2019年05月21日 | Weblog
転居通知を受け取りました、と
メール、お手紙、電話まで、
毎日何かしら頂いている。
そのことに驚き感謝している。
なんにも直筆なしの印刷ハガキなのに(だからなのか)、
ぼやっとしてるけどとりあえず移動した事だけは伝えようと思った。ぼやっとしてる。
予定もない日はものすごく静かに
朝がきて午後になり夕焼けを眺めて夜になる。
相変わらずいろいろ整理はしてるが自由時間に好きなようにしてるから懐かしいものをじっくり見たりもする。
そんなことしてたら絶対に片付かない!と焦って追われるように蓋を閉めていた以前とは違う。
100均で買ったA4サイズの箱が10個位ある。考える暇なく詰め込んできた紙類、写真、装身具、等々。懐かしい10代のノートからここ数年分の手帳他いろいろ。
あまりに古い雑記帳等は懐かしさを味わったあとに処分する。

たくさんの事柄が降り積もって日々が過ぎ今ここまできた。
転居通知をみてすぐにメールをくれた友人と来週会う。
これも驚いたことに家が近いらしい。
数年前に辞めた仕事関係で彼女に出会った。
仕事で嫌なことがあると彼女に相談していつも救われた。
互いに何かと忙しく会えない日々が続いていた。
彼女のメールに「大変だった事もようやく解決してホッとしたところにあなたが近所に越してきたとわかり、神様からのご褒美だと思った」と書いてあった。

目まぐるしく過ぎていった日々もあり必死に乗りこえた日も数えきれない。
泣いていたあの頃も思い出す。
それを口に出したりはしないけど、人と人が出会うこと。
それはやっぱりひとつの
ご褒美なのかもしれない。

はなバス

2019年05月18日 | Weblog
一ヶ月経過してようやく少し
片付いてきた。
転居通知はひとこと添えることなくとりあえず投函(すみません)。
まだ書き終わってない。
新しい町、さてポストはどこにあるんだろう?とスマホをみる。
散歩しながら歩いて行くと、
公園の緑が出迎えてくれる。
そんなある日、友人が最寄り駅まで来てくれることになり、
はなバスというかわいいコミュニティバスに乗ってみた。
バスが大好き。窓からの眺めを楽しんだ。
友人と入ったイタリアンで
美味しいサラダランチ。


そしてもちろんデザートも。


美味しい店もお喋りできるカフェも本屋もスーパーもあってバスですぐ。うれしい日だった。
赤いポストもちゃんと見つけた。