羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

コトリちゃん

2016年02月20日 | Weblog
先日再会した絵本作家、ひろかわさえこさんのブログを拝見して
「コトリちゃん」という絵本の原画展があることを知り最終日ギリギリセーフで
西荻窪の「ギャラリー・ウレシカ」に行ってきた。

コトリちゃんは、やまぐちめぐみさんと、とりごえまりさんとの共作。



やまぐちめぐみさんは昨年の秋に難病のため亡くなり、
遺作となったこの未完成の絵本をとりごえさんが描き足し完成させたという。

コトリちゃんという小さな女の子と、旅をしている小鳥さんの冬の一日。
その冬の一日がふわりとやさしくてとてもあたたかい。
いつまでもこの場にいたい、と思わせる原画展だった。

やまぐちめぐみさんの「最初で最後の絵本」というのがせつない。

絵本と絵葉書を買って「ウレシカ」を出た。

絵葉書はあれもこれも欲しくて迷った。これはとりごえまりさん。

雪道を歩く女の子の橇には小さな雪ウサギ。
駿みたいな猫がそれを見守るように後ろからついてくる。
駿に似ている猫に出会うといつもうれしい。
わたしも駿に見守られている気がする。

二月のテーブル

2016年02月17日 | Weblog
先週末はわたしの誕生日だった。
こどもたちが三人集まってくれるというので楽しみにしていた。
次女が東小金井のお店を予約してくれたらしく、当日朝、埼玉からやってきた。
TABLE(タブリエ)。ここ?と到着したのは住宅街の一画にふと出現した小さな小さな野原。
その奥にあるかわいい隠れ家。
完全予約制とのこと。



テーブルの上にはスミレの花が・・・。

撮影が入ったらしく長男は欠席だったけれど、
家族四人、ゆっくりと美味しいフレンチを頂いた。
長女からは欲しかったローラアシュレイのバッグのプレゼントも・・・!

食後のデザート。


二月はわたしの誕生日もあるけれど母の誕生日もある。
お花を買ってみんなでおばあちゃんに会いに行った。
みんなで押しかけたからか恥ずかしそうにしていたけれど、
笑顔も見られたし、いつものように替え歌?もほんのすこし口ずさんでくれた。
おばあちゃん、誕生日だよね?と問いかけると「二月八日」とハッキリ応える。
母は90歳になった。