羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

ひっそり開花

2014年10月28日 | Weblog
「薄紫の冬桜」三号完成。
長女が家にきて二人で新品を手に取った。

できたね、とうれしく顔を見合わせてから
ささやかにランチ。
わたしが作ったのは、つくねと根菜のスープ。ポテトサラダ。生ハムと柿のチーズあえ。
それに昆布のおむすび。
デザートはブルーベリーヨーグルトアイス&チョコパイ。
簡単パパッとランチとデザートで、手の込んだものはひとつもない。
でも作りながら思ったのは彼女に食事制限がなくなって本当に良かった。

水分、塩分、たんぱく質、あれもこれも厳しく制限されている時期があった。
毎日、必死になって計算していた。
娘はほんとうによく頑張ったと思うし、あとの育ち盛りの兄妹のための食事作りも含め、
あれほどの労力はわたしも若かったからできたのだと思う。
しょっちゅう頭痛薬は飲んでいたけれど。

こんなにも穏やかに二人で笑いあってご飯を食べる日がくるなんて
あのときには想像もできなかった。
「いつかは・・・」という気持ちがどこかに漠然とあったのだろうか。
それさえも憶えていない。それくらい必死だった。

このささやかに穏やかなうれしさがずっとずっと続きますように。

二人誌「薄紫の冬桜」。
すこしずつ発送させていただきます。
気長にお待ちください。
送料他、不要ですのでお気遣いなく。。。

秋の真ん中

2014年10月20日 | Weblog
そうこうしてるうちに10月20日。
原稿はすべて揃い印刷屋さんへ打ち合わせにも行ってきた。

わたしの仕事は基本的に昼までで終わる。
だから午後を活用すればいいんだけど
体力がないからかフル活用はできない。
昼まで仕事。午後は別用事へゴー、という日々が続くと
金曜日あたりはくったりしてる。

疲れたーなんて口にだしては普通は言わないけれど
娘からラインがきたのでつい本音で「疲れ気味」・・・。
そして何かないかとスタンプを眺めてたら
ハムスターが回し車からよろっと降りてるスタンプを見つけた。
かわいい。心情ピッタリ。

それでもこの大好きな10月。
「三鷹市民デー」でジブリ美術館に初めて行った。

それからやさしい友人と吉祥寺でゆっくりランチもした。
吉祥寺「オーケストラ」

お腹ぺこぺこで行ったのに食べきれないほどのボリューム。
ライスやメインやデザートやドリンクを選べる。
わたしはカレー味のライスコロッケにした。
お代わりもできますよとニッコリ言われたけど残さずに食べるのに精一杯。

それから市役所に五月にオープンした菜園カフェ、ドーノへ。

武蔵野野菜がたっぷりのランチ。とても美味しかった。
野菜スイーツもごぼうやオクラやほうれん草、トマト等々いろいろ。
今度はティータイムに行こうと思う。

月末にはようやく「薄紫の冬桜」三号ができると思う。
そして11月2日から次女と新潟へ。
瓢湖にはもう白鳥が飛来し始めたらしい。

桜、始動。

2014年10月01日 | Weblog
とうとう10月!
「薄紫の冬桜・三号」発行予定月。(出産予定月みたい)
正直なところ、夏に「発行します宣言」をしたときは
完成した作品は一つもなかった。
唯一、灰皿町に投稿した詩があったが読み返してもピンとこない。

「書く」気力だけが頼りだった。
不安でしかたないときもあった。
でも去年も「今年はだそうね」と娘と話したのに果たせなかった。
その娘が「短歌をつくったよ」とふと呟いていたのを聞いたのは
ことしの春頃だったろうか。
結社にも属していない彼女の発表の場。「薄紫」の役割は大きいと思った。

ここで宣言をしたので、「参加表明」をしてくださったかたがお一人。
まだ作品は到着していないし確定ではないけれど
一号も二号も読み込んでいただいたらしくありがたい。
それから詩集「もう帰るところはありません」の表紙を飾ってくれた親友Yさん。
彼女も「参加表明」をしてくれた頼もしい助っ人。
お二人とも10日頃までに作品をいただけたらラッキー。
しかし無理はなさらずに。。。

二人誌プラス二人。広がるせかい。

わたしもどうにか搾り出してようやくかたちになってきた。
今週末に長女がケニアから帰国したらいよいよまとめに入る。
一号は十一月で二号は九月だった。三号は十月。秋なので。