羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

パペルブルグの天使

2010年02月11日 | Weblog
小雨もようの祝日。郊外の大型古書店へ。
伊坂幸太郎さんの「SOSの猿」や、沼田まほかるさんの新しい本をみつけて、
長女と「収穫ありだね」と笑顔。
彼女に借りていた川上未映子さんの「ヘヴン」を返して、
春樹さんの「1Q84」が戻ってくる。

帰途、八王子の古城のような喫茶店「パペルブルグ」へ。
外観も素敵。店内の壁画もいい感じ。
苦めの珈琲もチーズケーキも美味しかった。
奥の席に座ったら、頭上に天使がいた。


ささやかな悦び

2010年02月11日 | Weblog
たとえば、久しぶりにアスカをテレビでみたこと。
51歳のアスカ、カッコよかった。
チャゲ&飛鳥は息子からの影響で聴くようになった。
息子もみていたかな、テレビ。

それから、美味しいパン屋さんを見つけたこと。
たしか「虹の会」が関わっているパン屋さん。
自閉症のお嬢さんをもつ知り合いから教えて貰ったのはここだと思う。

パンを買ったら「おからをどうぞ」と笑顔で言われた。
「おから?」
「はい、ここに。無料です。」
とかわいい顔で言ってくれた。
ありがとう、おからを料理するのは久しぶりだわ、と頂く。
ほかほかと温かかった。
手袋を忘れたので、その温もりがことさら嬉しくて両手で包む。

やりきれないほど悲しい思いをしたとしても、
ささやかな愉しみはどこかにある。
今日はこうして、ささやかなよろこびを見つけた。