小川洋子さんの「貴婦人Aの蘇生」を読み終わってから、何冊かの小説を手にしたけれど、
何故か「面白い・好き」と感じることができなくて、途中でやめたりしていた。
小川さんの静かな迫力のある作品の余韻が残っていたからだろうか。
手帳にメモした本を書店で発見しても、いざ手にしてみるとあまり読みたいと思わない。
そして新聞で伊勢英子さんの新しい絵本の記事を読み、すぐに探し始めた。
「あの路」は伊勢さんと、詩人でジャーナリストの山本賢蔵さんの作品。
あえて帯をそのままにして写メを撮ったけれど、
「この世界で一番大切なことを、きみは教えてくれた・・・
孤独な少年と三本足の犬との出会い、魂の絆の物語」というコピーは、
ちょっとどうかと思ったが、
こういう宣伝文句はやはり「商品」なんだから外せないのだろう。
でもやっぱりわたしには「商品」ではなく、お二人の思いがしっかりと伝わってくる
絵本という作品だった。
小説を読まない夜には、好きな詩集や、大切な絵本を、何度も開いて見るのも
いいな、と考えている二月のはじめ。
何故か「面白い・好き」と感じることができなくて、途中でやめたりしていた。
小川さんの静かな迫力のある作品の余韻が残っていたからだろうか。
手帳にメモした本を書店で発見しても、いざ手にしてみるとあまり読みたいと思わない。
そして新聞で伊勢英子さんの新しい絵本の記事を読み、すぐに探し始めた。
「あの路」は伊勢さんと、詩人でジャーナリストの山本賢蔵さんの作品。
あえて帯をそのままにして写メを撮ったけれど、
「この世界で一番大切なことを、きみは教えてくれた・・・
孤独な少年と三本足の犬との出会い、魂の絆の物語」というコピーは、
ちょっとどうかと思ったが、
こういう宣伝文句はやはり「商品」なんだから外せないのだろう。
でもやっぱりわたしには「商品」ではなく、お二人の思いがしっかりと伝わってくる
絵本という作品だった。
小説を読まない夜には、好きな詩集や、大切な絵本を、何度も開いて見るのも
いいな、と考えている二月のはじめ。