(前回からの続き)
本稿は、新約聖書の以下の有名なくだりを強く意識して綴りました。そこは、「言葉」(Word [Logos])を「日本語」に置き換えるとお分かりいただけることと思います。そして、言葉が神すなわち「創造」主(Creator)であること、言葉のうちの命がヒト(霊止:神の霊[ヒ]が肉体に止[ト]まりしもの)の光であること、さらに闇が光に打ち勝つことはないことも、言霊操るわたしたち日本人ならば、ね・・・
はじめに言葉があった。言葉は神とともにあり、言葉は神であった。言葉によらず成ったものはひとつもなかった。言葉のうちに命があり、命は人の光であった。その光は闇のなかで輝き、闇が光に打ち勝つことはなかった・・・
(新約聖書:ヨハネの福音書第1章)
In the beginning was the Word, and the Word was with God, and the Word was God. He was with God in the beginning. Through him all things were made; without him nothing was made that has been made. In him was life, and that life was the light of all mankind. The light shines in the darkness, and the darkness has not overcome it.
(同、「Bible Hub」より)