goo blog サービス終了のお知らせ 

木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

夏の季節、残酷さと華やかさが背中合わせ

2025年06月24日 | Weblog
夏至。北ヨーロッパでは「白夜の季節」。
教員時代、夏休みに海外旅行をした。狭いアパートにいてもすることがない。ツアーでドイツ北部、デンマークなど。その前に南ヨーロッパにも行った。スペイン、イタリア。日本旅行者にとって居心地のいい場所。食べ物も口に合う。
いつまでも暗くならない。午後8時ごろでも真っ暗にはならない。まさに「夏の夜の夢」。冬になれば明るい日差しはない。憂鬱だ。芸術にも反映する。ドイツ、イギリス、北欧。それでも北ヨーロッパの芸術は日本人を魅了してきた。シェークスピア、ブロンテ姉妹、グリム童話、アンデルセン。音楽も明るい南欧もいいが、北ヨーロッパの交響曲、歌曲も捨てがたい。これらに惹かれて留学するが、みなその気候の悪さに参ってしまう。代表的なのは夏目漱石。滝廉太郎も結核に冒されてしまったのは食べ物、環境、友人もいない状況が影響したのだろう。

一方この時期は太平洋戦争末期の沖縄戦の悲惨な末路を思い起こさせる季節。
天皇制という国体を守るために犠牲になった沖縄。沖縄への差別は今に続く。米軍基地はいまだに沖縄に集中している。日本はこの米軍基地を撤去させるために行動しなくてはいけない。政府と国民の責務。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都民ファーストは自民の別働隊 | トップ | 効率一辺倒は行き詰っている »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事