東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

最後を意識しよう

2013-08-23 | 経営の気づき
会社を設立するときは経営を維持することのみに注力して、最後のクロージングは何も考えていない。それは当然だが、少なくても第三セクターの場合は、どのような状態になれば閉めるか、その基準を定めておくべきだ。

例えば、いま問題になっている橋梁施設にしても同様だ。新設と同時に劣化が始まるのだが、当面のメンテナンス程度は意識しても、寿命が尽きるころは自分の責任にならないこともあって、完全に意識から抜けている。

人間の生命も同様。いずれ消えてなくなる命だが、どのように、お世話になった方たちから分かれていくかなど、意識していない人が多い。しかし、何事も、終わりよければ全て良しの感があり、落としどころは十二分に計画していなければならない。私も人生の後半に突入しており、そろそろ終わり方をイメージしている。

酒浸りの人生もほどほどに・・・。