東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

頭を最も深く垂れるべきはトップ

2009-04-01 | 経営の気づき
会議の議事録はどなたが記載していますか。
普通は、出席者のトップの職位ではなく、下位の職位の者が記載します。

しかし、インテル社の場合は、参加者の中でトップの位置の者が記載することになっているようです。
理由は、内容を最も把握しなければならない者は、トップだからです。
非常に合理的な考え方です。


確かに、「面倒な役目・雑用は、下位の者」という考え方は広範囲に採用されていますが、その業務の役割意義を正しく認識し、上下の職位にこだわらず、本来従事すべき者が行うべきです。
そのように考えると、今までの役割分担が間違っているケースが多く見えてきます。

例えば、大切な来客者の出迎えは、受付ではなく、会社のトップが行うべきであり、長年の功労者に対して人員整理のメンバーに入ったことを伝えるのも、本来は、人事担当者ではなく人事担当役員ではないでしょうか。
あるいは、企業における不始末の事態をわびる記者会見など、嫌な役割を下位の者に任せることは断じて行うべきでありません。


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