東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

脇役の存在価値

2012-02-27 | 人生の気づき
人間は、それぞれが主役を演じている。何しろ、他人様の気持ちはわからないから、自分自身の気持ちとキャッチボールしながら、自分の行動をコントロールする。即ち、主役の上演とも言えるだろうか。

しかし、主役を上手に演じるには、脇役の力を借りなければならない。例えば、部屋の雰囲気を変える力があるのは、部屋の内装という主役以外に「照明」という脇役の力が必要だ。あるいは、スーツ姿を格好よく見せるには、スーツという主役以外に、カッターシャツという脇役の力がいる。カッターを気の効いたものを用いれば、同じスーツでも随分イメージが変わる。

そして、会社においては、取扱商品が主役であろうが、それを説明する社員の説明力によって、商品価値も大きく変わってくる。要するに、脇役次第で、主役の輝き度が変わるということだ。

(写真は、私の事務所の天井の様子だが、間接照明の存在によって、柔らかい雰囲気をかもし出している)