東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

蔵人体験

2012-02-19 | 初体験の気づき
日本酒とワインの好きな私は、酒造メーカーの見学は何回もしているが、実際に製造作業に参加した経験はない。しかし、先日、酒造り体験ツアーに参加した。仲間9名が、「洗米」と「蒸した米を捌いたり運ぶ作業」を体験させてもらった。

最初は楽しく雑談していた我々だが、体力が必要になってくると徐々に無口になった。蔵は増築を重ねているため、一部は屋根の高さも低く、米を運ぶのも一苦労だ。しかし、検査試飲するころには、美味しい酒を飲めるという期待感から、みな笑顔になっている。

搾りたての酒、そして、搾ったあとの2時間経過した「中汲み」は、なんとも美味である。検査試飲だから、量は少ないが、我々は満足。そして、誰かが言った。「酒造りの大変さを知ったから、これからは、酒を拝んでから飲まないといけないな」と。