花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

庭木の剪定実習二日目

2007年10月31日 | ガーデニング・家庭菜園

 今日は雪が降る北国ならではの「庭木の冬囲い」の仕方を実習した。
 シルバー人材センターの果樹畑へ行って、先ず果樹を縄で2段に縛る作業をした。
 その際、縄の縛り方は「男結び」で縛るのだ。この結び方は春の花作り講習会で習っていたので、私は直ぐにでき、次々と縛っていったのだが、縄の強さの微妙な調整はやはり難しかった。(写真①) ある男性の参加者は、「男結びは女性にはできないかも知れない。」なんて言っていたが、私は「やれば女性だってできるよ。」と反論した。

 次に指導して貰ったことは、縄で縛った木を根曲がり竹5本で囲み、その竹を5段に縛る方法だ。
 今まで私は我流でやっていたが、上部の竹の合わせ方を初めてきちんと習った。また、最後の縄の縛り方も男結びでするのだ。こうすると解けにくく外しやすいのだ。
 講師の模範演技(写真②)を見てから、それぞれ自分でもやった。要領は分かっても力の入れ方が良く分からず、両腕の付け根が痛くなり、汗をかいた。

 その次は、筵で包むやり方を教えられた。しかし、ほとんどの木は過保護にしない方が良いので、筵などで包まない方が良いと言われた。

 最後は枝釣りの方法だ。これも講師達が模範演技をしてくれて、私達はそれを見学した。
 兼六園の松の枝つりが有名だが、枝つりは日本的な絵になる冬囲いの代表だ。
 今日は松ではなかったが、支柱の上部に12本の縄を固定し、それに藁ぼっちを被せ、支柱を幹に添わせてから枝をつり上げて行った。手間も縄もかかるが、支柱は1本なので大きな大切な木には寧ろ経済的かなと思った。
 出来上がった藁ぼっちの枝つりの見本は紅葉した落葉樹を背景に美しかった。(写真③)

 ① ② ③

 今日は本式の冬囲いの方法を習ったので、早速、週末に我が家の庭で実践したいと思った。また、丁寧に素人の私達に手ほどきしてくれたシルバー人材センターの講師には、心から感謝して帰宅した。

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