花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

遠足の遠い思い出

2016年11月04日 | 医療・健康・食生活・衣生活
小学校、中学校、高校と遠足があったと思うが、思い出すのは中学校の遠足だ。
現代の様にバスなどは使わずに、真面目に目的地まで2時間程歩いて行った。
行き先は、公園とか湖とか…。
お弁当は、母が作った「梅お握り」2個と「林檎」1個、「キャラメル」1箱、それに「ゆで卵」1個が定番だった。
1ドル360円の時代だったので、お金持ちらしい級友は高価な「輸入バナナ」をこれ見よがしと食べていたが、私は食べたいとは思わなかった。

当時の事で覚えているのは毎日のお弁当の事だ。
私の中学校にはまだ給食がなかった時代だったが、貧しくて弁当を持参できないクラスメイトも少なからずいた。そんな人は、昼休みになるとグランドに出て行っていたみたいだった。
また、持って来られても、弁当の中味が周りの人に見えないように、アルミ製の弁当箱を包んでいた新聞紙(蓋が密閉式でないため汁が漏れやすいので、皆新聞紙で包んで来ていた)をぐるりと三方向とも立てて、その中に顔を突っ込むようにしながら食べる人が沢山いた。

そんな時代だったので、私の遠足のお弁当はいつも決まっていたが、母が精一杯用意してくれた食物を美味しく食べた記憶が残っている。
(水筒を持って行ったと思うが、中は水だったのか番茶だったのか記憶が無い)

                         
コメント
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