花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「オーストリアの旅」(2)

2014年09月29日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅠ」オーストリア、ハンガリー、スロバキア
≪無事に帰国≫

27日朝、無事にウイーンから成田に帰国した。
今回は直行便の「オーストリア」航空で往復したが、行きも帰りも気流の影響でかなり大きく左右に揺れたので不安だった。結果は大丈夫で安心した。

往復共空席は少なかった。特に帰路は、パリの飛行場がストで欠航しているらしく、どうやらパリから飛ぶ筈だった多くの人が私達の飛行機に乗っていたらしい。

12日間の比較的長い日程だったのにも関わらず、それ程疲れなかったのは、全くの異国に来た感じがしなかったからだった。それは「オーストリア」という国が北海道に良く似た気候と植栽の国だった事と、毎日変化があって飽きなかったからだと思う。
今では北海道に近い面積の小国にもかかわらず、周囲をイタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロベニアなどとの国境沿いのアルプスの山々に囲まれ、風光明媚な山岳地帯が多かったためだった。

多くの湖や山岳鉄道が走る景観は美しかったし、斜面の青々した牧草地で草を食む羊や牛の群れには心が癒された。
また、小さな村々のペンションや民家が、趣向を凝らして花で家を飾りつけた景観を見ると、旅人が歓迎されている事が伝わって来た。
(下の写真は、走る列車内から取ったもの)

                 



しかし今回3箇所で用意されていたアルプスの眺望鑑賞は、その内の2回までが残念ながら強い濃霧によって視界がさえぎられてしまったことだった。

そして今回のもう一つの旅の特徴は、この国がかってヨーロッパのかなりの面積を支配した「ハプスブルグ帝国」の本拠地だったことで、城や教会だけではなく、音楽を愛した王族や貴族が歴史的に有名になった音楽家達を育て、芸術が盛んな国にしたことだった。
ウイーンに着いた夜は、日本でも「ウイーン・ニューイヤーコンサート」が放映される「楽友協会」にて「モーツアルトコンサート」を舞台の直前席で楽しむことができたのだった。

我が家への帰宅は夕方になったので、庭を見たのは翌日の朝だったが、思いの他薔薇が沢山咲いていて嬉しかった。留守中、近所の花友の方が手入れしてくれたのが幸いしたのだろう。しかし、雨が2~3日降ったとかで庭は雑草の天国になっていた。草取りには一週間ほどかかるかも知れない。
昼には農園に行って見たが、最後のスイカ6個とブロッコリーの脇目、トマトを沢山収穫でき、夕食と今朝頂いた。

明日から少しずつ、楽しかった日々を思い出しながら旅日記を書いて行こうと思っているので、また読んで欲しい。






コメント (4)
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