花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「インドネシア旅行」(8)

2013年06月25日 | 海外旅行「東南アジアⅠ」フィリピン・インドネシア

≪ヒンズー教総本山・ブサキ寺院≫

4日目「平和記念館」見学の後、ヒンズー教総本山「ブサキ寺院」に向かった。
この寺院はバリ島の東部、最高峰「アグン山」(3142m)の麓にあり、バス停から寺院に向かって急勾配の坂道を500m上った所にあった。
バイクの男性が「上までバイクに乗らないか?」と誘って来るが、「5000で良い」と言われた人が、5000ルピアなら60円位かなと思って乗ると、最後に「5000円だ。」と言われたとかガイドに聞かされたので、皆頑張って自力で徒歩で上った。
私は杖を用意していたが、グループの女性が「腰が痛くて歩けない。」と辛そうにしているのを知り、杖を彼女に貸した。とても楽だと喜ばれたが、結局私は杖なしで頑張る事になった。

坂の両側には、似たような安物の生地や服を売る店がぎっしりと並んでいた。
この寺院は30もの寺院で構成された複合施設だ。一番大きい寺院が「風の神」を祀った寺院だが、その傍に「火の神」「水の神」を祀った寺院もあった。
ここで行われる祭礼は、1年が210日の「サカ暦」で行われ、年間55回もの祭礼があるそうだ。

ここでもちょっとした事があった。
どの寺院にも許可が無ければ入れないのだが、私一人でグループと少し離れたところで写真を撮っていたら、「ここまで来て写していいよ。」と手招きする若い男性がいた。5m程階段を上ると寺院の正面が見えたので写真を写した。するとその男性が「あなたをここで写して上げる。」と言い出した。不審に思ったので断って階段を下りた。すると上からその男性が、「お布施!お布施!」と言って来た。私はちゃんと寺院の賽銭箱に入れるならOKなのだが、彼のポケットに入るならNOだと判断して、「ご免、小さいお金を持っていないから。」と言って走って去った。危ない、危ない。
その時写した1枚が下の写真だ。

 

 

階段下の広場でバナナ売りの女性に会った。インドネシアの女性は、頭の上に乗せて物を運ぶ様だ。



最後の日、マッサージに行った。マッサージは初めての体験だったが、疲れて肩がこっていた体が楽になったような気がした。
午後からは買い物をし、夜、バリ空港から帰国の航空機に乗った。

最後に田舎のレストラン傍の棚田風景を載せてインドネシア旅行記を終る。 



長かった記事を読んで頂いた皆さん、コメントを下さった方々に感謝します。       (完)

コメント (10)
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