花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

北イタリアの旅(4) コモ・ストレーザ

2010年10月31日 | 海外旅行「西ヨーロッパⅡ」北イタリア・南イタリア

2日目、ゆっくり朝食を摂った後、9時にバスで出発。
スイスの国境近くに逆Yの字に広がるコモ湖は、水面の標高は199mの位置にあり、最大水深も410mとヨーロッパ一深い湖だ。
美しい湖が点在する湖水地方の中心の湖で、幾つかの島に向かう遊覧船の発着場所もある。
コモは、またローマ時代からのリゾート地でもあり、中世には自由都市として栄えたらしい。
私たちは先ず町の協会、ドウモを観光した。小さな町なのにどっしりとした協会は、繁栄の歴史と静かな威厳を漂わせていた。

   

   

1時間ほど自由に散策してから、少し離れたマジョーレ湖畔の町、ストレーザにバスで移動。
マジョーレ湖はスイスとの国境もまたぐ南北65kmのイタリアで1番有名な美しい湖である。水面の標高は193mで、スイス国では最低標高の地点だという。
湖には、ボッロメオ家が所有していた3つの島があることでも有名だ。
遊覧船から見た背景の石灰岩でできたアルプス山脈が美しかった。
私たちは船に乗ってマッジョーレ湖に浮かぶ漁師の小島・ペスカトーリ島(写真上)とボッロメオ家のベッラ宮殿があるベッラ島(写真中)をクルーズした。(2枚とも遊覧船から撮影した)
17世紀に建てられたというベッラ宮殿には、豪華に装飾された幾つもの部屋とイタリア式のバロック庭園があり、庭園内では十羽程の白孔雀が放し飼いにされていた。(宮殿内は撮影禁止だった)
素晴らしい晴天の下、穏やかな晩秋の半日をゆったりと過ごした後、バスでまたコモに戻った。

 

  

  
 



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