おかしな邦題になっちゃったという記事に載せたこの作品、
スカちゃんがセレブのナニー(家政婦)になるお話
もう3回くらい言ってるけど去年の全米公開時に観に行ったら
フリーペーパーの映画情報誌の印刷ミスで、上映終わってて
yueが上の人に文句を言ったら好きなのただ観でかわりに『ハロウィン』をみせてもらったというのがちょうど1年前、、、、、。
DVDスルーだと思ってたらやっとここへきて日本公開
試写で観て来ました~。
原題は『ナニー・ダイアリーズ』で原作はベストセラーになった小説「ティファニーで子育てを」
ティファニーといえば、NYの五番街(フィフスアベニュー)に本店がある、
そこでする子育てという意味と『ティファニーで朝食を』をひっかけてる
そもそも小説のタイトルがヘンだけど、邦題もヘン。
確かにクマはでてくるけどクマにキレるわけじゃないし
『ナニー・ダイアリーズ』で良かったんじゃない?
それとも『ブリジット・ジョーンズの日記』のマネっぽいからなの?
監督/脚本は『アメリカン・スプレンダー』のシャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチー二の監督コンビ。
前置きはこのくらいにして、本題。
まずはストーリーとキャスト紹介を簡単に。
偶然子供を助けたことから金持ちマダムの息子のベビーシッターとして雇われることになったアニー。
最初はセレブな生活を垣間見ては心ときめかせる彼女だったが、
セレブ親が言い放つ自分勝手な要求の数々にブチ切れてしまう。
主演のナニー、アニーに(笑)スカーレット・ヨハンソン。
ナニーに任せっきりのセレブ妻にローラ・リニー。
家政婦は皆同じ。「ナニー」でしかない。
名前で呼ばないの、ありえないー!(でもこれがNYセレブ妻の実態?!)
ラブコメではないので、オマケ程度の恋のお相手も、、、、
『ファンタスティックフォー』や『セルラー』『サンシャイン2057』などの人気若手、クリス・エヴァンス
あまり存在に意味がない友人役にはご存知、歌姫アリシア・キーズ。
セレブ妻の夫、最初ずっと顔隠れてるから誰かな?って思ってたら、
この監督作の他のにも出てるあの俳優でした べつに嬉しくない...(笑)
スカちゃん、ガンバル
5/10
家政婦は見た!セレブ妻の実態をって言うほどドラマティックではありません
んー、可もなく不可もなく、、、、フツウでした
なんなんだろう、このゆるゆる加減は。
退屈ではないんだけど、最初と最後の方以外の間がもったりしすぎかなぁ。
2時間ないはずなのに2時間以上ある気がしちゃった。
退屈とかではないんだけど、展開が読めちゃうからこの先どうなるんだろう?っていう興味で観られないのと、
とくに面白いエピソード(いわゆる見せ場)も途中にないからちょっとダレちゃうのかな。
最初の自然史博物館の人形がそのまま人物になるっていうのはいいけど
この映画が初めてやる手法でもないし...。
笑うシーンはあまりなくて(あ、でも笑ってる人もいたけど)
そのわりに真面目な映画でもない。どっちかっていうとコメディなんだろうけど。。。
セリフの中にも「トモダチがゲイなんてSex and the Cityみたい」ってセリフあったし(でも字幕ではドラマ になってたけど)
マノロの靴が一瞬出たり(スカちゃんのセリフでも出てくる)
NYが舞台でってところもだけどちょっと意識してる?って思える感じもあり。
(でも内容はもちろんぜんぜん違うけどね☆)
そう、NY舞台で外のシーンも多く、前半はいろいろ街並出て来るのは嬉しかった
後半でスカちゃんの仕返しにはすっきりするけど
わたしがかわりに言ってやりたいほど、まだ言い足りないんじゃない?!って感じ(笑)
とにかくヒドい(というか冷血、自分のことしか考えてない)両親が描かれる。
娘のことを一心に思うスカちゃん演じるアニーの母とは対比的でした。
自分は子供いないから実際は分からないかもしれないけど
自分の子供なのに愛情を注げないっていうのはわたしには理解不能。
でも事実そんな親は世の中にいっぱいいるんだよね...。
この映画では、せっかんしたりとかいうのはないにしても 子供に対して無関心すぎ!!
そして自分の子供の世話をみてくれるナニーに対して、感謝の気持ちがなさすぎ!!
ラストはお決まりのパターン。
暇つぶしに観るならいいかも、、、、。
スカちゃんファン&クリスのファンはもちろん必見 かナ。
公式サイト
The Nanny Diaries 2007年 アメリカ 106min
10月11日よりロードショー
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スカ−レット・ヨハンソン(23)、9/28 結婚しました
お相手は、5月に婚約発表したカナダ出身の俳優ライアン・レイノルズ(31)
カナダ、バンクーバー郊外のリゾートで両親、兄弟を招待してこじんまりと挙式した。
スカちゃんおめでとう
エンゲージリング
は3万ドル
ライアン・レイノルズ、過去にはアラニス・モリセットと婚約してたことも。
お幸せに
10月はスカちゃん作品、もう1本公開!!
ノリにのってます
ブーリン家の姉妹
これから公開になる短編オムニバス『New York, I LOVE YOU』での監督作も楽しみ
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続々と増えていく楳図かずおコミック原作の映画化

いつも期待してないけどやっぱりダメで、、、、。
ここをみてくれてる方なら御存知の通り、楳図マニアなわたしは映画化されると例えダメだとわかってても
気になるので観てしまいますー♪
今回はファンも多い「おろち」
『リング0/バースデイ』『予言』の鶴田法男監督、脚本には『リング』シリーズの高橋洋。

29歳を過ぎると醜い姿に朽ち果て死んでいくという悲劇にとり憑かれた門前家へ家政婦として潜りこむ。
現在は美しい姉妹がいる門前家だったが、そこにはさらにもうひとつ大きな秘密が……。


美しい顔が崩れていく門前姉妹を木村佳乃、中越典子が熱演。

『ブーリン家の姉妹』に続いて姉妹バトルが見どころのひとつ?!
おろち役に谷村美月。


なんかこんなんだっけなぁ~?って思って
引っ越しの時からそのまんまだった楳図マンガの入った段ボールから探し出して
「おろち」読んでみた。
そもそも、おろちは1巻~4巻までの9話の短編が集まったもので
毎回、おろちという名の少女が1人(もしくは兄弟)につきまとって運命の行方を見守ったり、時に手助けしたりというもので
今回のはいちばん有名な? 1巻の最初に収録の「姉妹」と4巻のいちばん最後に収録されている「血」を合わせて作られたストーリーになっちゃってた。
細かい事言うともともとは29歳で顔が崩れるのではなく、18歳。だから主役の姉妹も17と18という設定だったけど
木村佳乃なんてやけに歳上じゃない?と思ったら
お屋敷も、名前も歳設定も「血」の方から採用したのだった。





監督が「これまで(の楳図作品の映画化)で一番良く出来たと思えるものにしたい」
と意気込んでいたせいもあって、 ダメダメではなかったけど、、、、、微妙。

今回は今までで一番キャストにも宣伝にもお金かかってそうで
だからと言って派手にCGでやるんではなく、昭和の雰囲気も頑張って出してる感じ、、、。
でもねー、楳図コミックのファンなので言わせてもらうと
やっぱり楳図のマンガのあの世界観を映像化するのはかなり難しいんじゃないかって。(それ言っちゃ元も子もないか、、、

例えば、セリフひとつとっても 楳図の独特なセリフ
ぎゃぁー

おのれ~

ふん!とか
こわい



まあ おのれ~なんて今どき誰も言わないし
もともと楳図さんの書いた原作にもツッコミどころありまくりだったり
こじつけ?無理矢理?みたいな感じがする話もいっぱいあるんだけど
そこを何とか(笑)
折角、楳図マンガの映画化するならその世界観を感じさせて欲しいの、
今回もあんまりそういうのなかったのが残念。
木村佳乃は演技上手かったとは思うけど、どうも楳図かずおマンガに出てくるキャラとはイメージ違うかも、、、、。
昭和を代表するような(原節子がモデルかな?)大物女優役を演じてたけどそんな風格あまり感じなかった、、、。
まだ若いから仕方ないのかなー?
中越典子の方は、ラスト近くになって本領発揮という感じでこういうの似合うなぁって思えたんだけど。
山本太郎はこの映画にぜんぜん雰囲気あってなくて違和感がー


おろち役の谷村美月はわたしは初めてみたけどこれまで30本以上の作品に出ている子らしい。

赤いマントを着てるとそれらしい雰囲気はなかなか。冷めたセリフまわしがいい。

ホラーのはずだけど、楳図の作品って 人間の持つ怖さとか、内なる狂気を描いているものが多いので
直接的に映像で観て怖い視覚的なものより心理的な怖さ。
そこを出せるかというのも映画では重要。
原作は話自体、1話あたり短くて15分~20分もあれば読めちゃうくらいだから
1時間半以上にしてるなんてムリな話。
この作品でも、2つのエピソードをうまく繋げてはいたけど引き延ばした感じで
テンポがよくない。
例えば手のアップとか、口のアップとか、、、、
そういうカットを多用したりして映像でもっと楳図っぽさを出したり面白く作っていれば別なんだろうけど、、、、。
この「おろち」に関してはそんなわけで、もともと短編集の集まりなので
1話30分くらいのショートムービーにして、3、4本くらいやれば面白かったと思うなー。
全部おろちが出てくるから統一感も出るし

なんて事を思っちゃいました。(勝手な意見)
オープニングとラストシーンは忠実でイメージ通り、そのまんまで良かった☆



おろち 2008年 日本 107min
9月20日より、公開中~
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各所で公開前に行われたPRイベントにて

木村佳乃は、11月公開の期待の1本『ブランドネス』にも出演!
どうかな~?

9/3は楳図かずお 72歳のお誕生日

ってことでケーキも用意されてお祝い

別のイベントではこんなケーキも登場

銀座で行われた女医の西川史子&楳図かずおトークイベント

子供の頃から読んでて大ファンだそうで。
ちなみに楳図氏はこの映画の出来栄えはOKだそうで。
ファンよりも甘い? (笑)
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公開に合わせて、映画『おろち』のもとになっているふたつの原作を収録したコミックが
19日からコンビニや書店で発売!

楳図マンガ、まだ未体験の方も是非♪(ってマンガの方 宣伝

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ジョン・ウー監督が、構想18年、制作費100億、
更に10億、自らの資産をつぎ込んで創り上げた最新作はなんと三国志
中国、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポールとアジア各国で7月10日から公開中!
のきなみ興行成績の記録を更新するほどの大ヒット。
今年の上半期1位だった、チャウ・シンチーの『ミラクル7号』(興収30億円)を抜いてしまった。
その、日本初上映となるということで、試写室ではなく渋谷C.C.Lemonホールと名前の変わった
元、渋谷公会堂で行われたマスコミ試写に招いてもらったので観てきました~。
日本では11月1日から公開が決定!!
三国志って男の人は好きな人多いよね、わたしはコミックのですら読んだ事がないので予備知識が全くないんだけど、
これはジョン・ウーならではの三国志らしい。
ジョン・ウー、全ての作品で黒澤明監督の『七人の侍』を参考にしているんだとか。
これまでジョン・ウーが撮ってきたハリウッド大作から抜け出して今回は、全く正統派の中国映画。
舞台は西暦208年。"赤壁の戦い"を描く。
中心人物となり連合軍を指揮する周瑜にはトニー・レオン。
持ってうまれた天才的な知略、軍略で先見の視点で導く軍師、孔明に金城武。
このふたりってそういえば、『傷だらけの男たち』で共演してたから息もピッタリ?
琴の合奏シーン、素敵でした。
その他、チャウ・シンチーが『少林サッカー』で見いだした
ヴィッキー・チャオが気の強い姫の役。
元気で可愛らしくてこの映画の中で存在がひと際 目立ってました
絶世の美女として知られ、心強く周瑜の支える妻には、映画初出演となる台湾で人気のモデル、リン・リーチン。
清々しい美しさ
日本から特別出演で参加の周瑜に仕える武人、甘興に中村獅堂。
特別出演のわりにはけっこうシーンはあったかな。
エキストラ1000人 馬、200頭
とにかくお金かかってます
はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。
彼の天下統一の野望を打ち砕くため、諸葛亮孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。
だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、その兵力の差は誰の目にも明らかだった……。
5/10
その迫力たるやすごいし壮大ではあるけど
内容は、、、うーん。今の時点では微妙
だって、2時間半観せられて いいところで、ハイ、後半へ続く~!!
だよ~!! 前後編になるって全く知らされてなかったので(というかあえて伏せてたのかな?)
なんだか中途半端な気分。 続きをみないことには評価できないのかもだけど
それでも前編としてはフツウに楽しめた方かな。
三国志を知ってる人は楽しめると思うけど、2時間半もあるわりには別なことに時間費やしてるという気がしなくもない。
逆に戦うシーンが少ない!って物足りなく感じるかも?
とくに始まってすぐ引き込まれる感じではなくて、延々戦ってる冒頭30分が
うとうとしそうになっちゃうくらい。
馬の難産を金城武がお手伝いするシーンから面白くなってきて、後半の戦いにかけては盛り上がってきたんだけど。
これ、ジョン・ウーの今までのハリウッド向け娯楽作品ではない。
それでも見事エンターテインメントとして仕上がってるのはさすがジョン・ウーの成せる技?
日本ではヒットするのかなー?
前編を観たからには後編も観ようと思ってマス。
でも忘れた頃にやるようなら困るのでなるべく早めにみせてくれ~!
【追記】2009年 4月に後編決定しました。 遅い~。
金城武&トニー・レオンファンは必見☆
ジョン・ウーお得意の白いハト、今回もやっぱり登場
三国志 赤壁の戦いとは
ベースは「史記」などに匹敵する完成度の高い歴史書。
西暦184年、漢帝国が勢力を失うと次の覇王の座を狙う武将たちが壮絶な戦いを繰り広げ、
<魏><呉><蜀>の天下三分の時代を迎える。
その後<魏>をルーツとする<晋>が天下を平定するまでのおよそ100年に渡る<三国時代>を記録した史書。
人物相関図などはココ
公式サイト
RED CLIFF/赤壁 2008年 アメリカ=中国=日本=台湾=韓国 145min
11月1日より、全国ロードショー
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7/7 四川被災者支援のチャリティーにて。
7/8 台湾プレミアにて。
トニー・レオン、結婚
20年もの長い交際を経て、ついに女優のカリーナ・ラウと21日、ブータンで挙式しました
20年の交際ってスゴいな。おめでとう~
お幸せに
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「バットマン(ダークナイト)」に「アイアンマン」「ハンコック」にこの「ハルク」と、
夏から秋にかけてヒーローもの続々登場
全部揃えて戦わせたらどれがいちばん強いのかなー?なんて考えちゃった。
あ、「カンフー・パンダ」も一応ヒーローもの?(笑)
誰もが認める演技派、エドワード・ノートンが、
CGで演技力をあまり問われないような「ハルク」に出演するってちょっと意外
主演のエドワード・ノートン&リヴ・タイラーが来日して行われた試写会に、
お友達のきらりんをお誘いして行って来ました~
こんなシーンもあるけど、今度はイリュージョンは使いません
バットマンと同じ名前、ブルース役。
リヴは細胞生物学博士。ベティ・ロス。ブルースとは同じ研究所にいた際に恋人だった。
ロス将軍という父親がいる。
そのロス将軍にウィリアム・ハート。
嬉しかったのがティム・ロスの登場!
特殊部隊の兵士でかなり重要な役どころ。
監督は『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエ。
脚本にはシュワちゃんの『ラストアクションヒーロー』や『X-MEN2』『X-MENファイナル・ディシジョン』など。
製作にはエドワード・ノートン自身も参加。
ブルース・バナー博士は緑色の巨人ハルクに変身する能力を隠して生活する日々を送っていた。
ある時、ハルクの変身の秘密を知ったテロリストが怪人アボミネーションと化し、ニューヨークの街を襲う。
恋人ベティと街を守るため、ブルースはハルクに変身して危機に立ち向かう
5/10
5年前に一度アン・リー監督によって映画化されたハルク。
これは一応続編みたいだけど あの映画はなかったことにしようという感じで作られたようで、
前作を観てないし内容も知らないわたしだったけど全然問題ナシ。
これを観るにあたって、復習する必要はないよ~
んー、、、、何と言うか。海外では評価高いみたいだけど実際観た感想は
とりたてて面白くはない
ノートンの演技力が発揮されるようなシーンも特になかったように思うし
基本はラブストーリーのように、望まない力を手に入れた人間の不幸?みたいなのを
描いているんだけど展開がやっぱりありきたりというか、、、、。
敵が出て来て戦う。
その敵というのが、思ってもみない人がいきなり化け物になるのは意外で面白かったけど☆
やっぱり男の子向けなのかなー??
同じアメコミでも『バットマン』シリーズは好きだし『アイアンマン』も
面白かったんだけどな。
来月公開のその『アイアンマン』は変身する過程(防具?を身につけるまで)、創る過程も描かれてるのが楽しい。
こちらはそんなことで、面白かった!という感じではなくて
とくに文句があるわけでもなく、退屈でもない。普通、でした~。(笑)
あ、ひとつ気になったこと。
このハルクに化けてからの顔。
ぜんぜんノートンの面影なしなのね
なんか全く違う、よく見ると日本人でこういう顔の人いそうって思ってちょっと笑いそうになっちゃった。
ズボンは巨大化してもはち切れて破れないのも笑える~。
こんな少年風のノートンが観られるのでファンの人は勿論必見
もちろんティム•ロスファンの人も観てネ。
そうそう、ラスト近くでは『アイアンマン』のあの人がアイアンマンでの人間の役そのままで登場
次回へ続く~みたいになってたけどあれは『アイアンマン』への伏線だったのかな。
ハルクの続編はもういらないと思うケド
公式サイト
The Incredible Hulk 2008年 アメリカ 112min
8月1日より、全国ロードショー
Yahoo!映画サイトでは、『インクレディブル・ハルク』と『アイアンマン』を合同特集。同じSonyピクチャーズ配給だしね♪
ココ
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7/29 こちらは昨日有楽町日劇1で行われた
そのジャパンプレミア来日舞台挨拶の様子
ラッキーなことに遅く行ったのにギリギリなかなか前の方の席もらえたから
しっかりふたりを見ることが出来た
そんなに広すぎない劇場だしね☆
リヴはそういえば『アルマゲドン』の時の来日パーティで見たけど相変わらず
感じがいいしおちゃめで可愛い
口が大きいのはお父さん譲りだね
ノートン、18年前に大阪に住んでたとかで「ニホン語、全部忘れちゃいマシタ。マイド、オオキニ」
かなり流暢なニホン語!!しかも大阪弁まで喋るサービスぶり
会場の前の方にいた大阪から駆けつけた友達たちに話しかけるという場面も。
司会&ゲストはこの映画をCMでまたも絶賛しているおすぎ氏。
ノートンが好きだから絶賛してるような気もしなくない
おすぎデレデレ。
おすぎ 「意外だったんだけど、そもそもなぜ“ハルク”を演じようと思ったの?」
ノートン「自分でも信じられないけど、スーパーヒーローの役もたまにはいいかなって思ったんだ(笑)」
たった4ヶ月しか日本に住んでないというのに、ぺらぺらと日本語喋るノートン、(もちろん全部じゃないけど)
見かけだけじゃなくやっぱり頭がいいのね
公開日は映画の日なので、気になってる方はぜひ~。
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マコ様、ダイハードのブルース・ウィリスばりに不死身~

あーんなコトも、こーんなコトもやっちゃってるのに全然死なないのが笑える~

これ、全米でも今年2月頃公開されて、(一応)No1になった作品。
日本ではいつかなーって思ってたら、いきなり5月末に公開が決定。
yueがケイトのファンなので、お友達も揃って皆で試写行ってきました~
主演は『10日間で上手に男をフル方法』コンビのマシュー・マコノヒー&ケイト・ハドソン



※劇中の写真ではありません
この映画、ロマコメではなく、ラブコメってほどでもなく、
トレジャーコメディ、トラコメ?ですので要注意

監督は、ウィル・スミス主演『最後の恋のはじめ方』、リース・ウィザースプーン主演『メラニーは行く』のアンディー・テナント。
そういえばこの二つどっちもわたしはいまいちだったなぁー。
ドリュー・バリモアの『エバーアフター』は良かったような、、、。

マコ様、普段鍛えまくってる上半身惜しみなくさらけ出しすぎ!!(笑)

いつも ええかっこしぃみたいな役が多いけど、今回のダメ男っぷりは板についてる感じで違和感ナシ。
むしろこっちの方が似あってる感じすら。
おバカな動作&行動がちょっとだけ笑える


対するケイトは、、、、ふたりは離婚の間際の設定なのでラブラブ


そのため、怒った顔や不機嫌な顔のシーンが多く、
笑顔の似合うケイトの魅力が生きてないのがもったいないー。

笑顔や水着のシーンは最後の方だけ。

脇は名優、ドナルド・サザーランドとか、どこかで観た顔だと思ったら『ベオウルフ』で主演やって顔が若返ったレイ・ウェンストンとか、ユエン・ブレムナーなど。

今、彼が執着しているのは、18世紀の女王の持参金― 1715年に海に消えたと言われる、お宝が詰まった衣装箱40個を見つけること。
だがそれを探しているうち、彼は持っているものすべてを失うばかりか、妻のテスからも愛想を尽かされてしまう。
テスは大富豪ないジェル・ハニーカット所有の豪華ヨットで働きながら、
ようやく人生をやり直し始めるのだが、その頃フィンは財宝の在り処について決定的な手がかりを掴む。
フィンはお得意の技で、大富豪と彼の娘ジェマを財宝探しに加わらせる。
が、財宝を追っていたのは彼らだけではなかった。フィンのかつての師、モー・フィッチと、冷酷非情なギャングがフィンを出し抜こうと狙っている。
財宝は誰の手に・・・・・・?






全体的に古臭い。 今更作るような映画ではないというか、、、、
それ言っちゃおしまいか

昔あったような トレジャーハンティング系のコメディ。
たまーに笑えるシーンもあったけど爆笑しちゃうほどのおバカ映画ではない。
ダメ男なマコ様はなかなか魅力的。
ふたりの再共演が見どころ?だけど、
ケイトとマコの爽やか系 海でのロマコメ

折角お似合いで息ピッタリのふたりの関係が、いきなり離婚間近ってとこから始まってなかなか仲のいいところはラストまで見られない。
そこが残念だった~。
ドナルド・サザーランドは金持ちで娘に甘い、いいパパ役でなんか可愛い。
映画としては目新しさもぜんぜんなくて、2時間近くもあるわりに内容ないというか、脚本に面白味あるわけではない。
そして肝心なお宝探しの面白さが伝わらないのがちょっと問題。
でもダメ映画ってほどではないな、キレイな海が見られるのとマコ様が良かったので退屈はしなかった。
あとボブ・マーリィの曲が数曲かかってるのも夏らしくて

マコノヒーファンの方は、彼の日頃鍛えたナイスバディが見られるし、きっと満足出来るはず~


ケイトはもっとラブコメ系の方がいいな~。



FOOL'S GOLD 2008年 アメリカ 112min
5月31日より、ロードショー

そうそう、ケイトのペチャ胸、、、、

ポスターではもちろん修正かけてます

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2008 1/30 ハリウッドプレミアにて







マコ様は婚約者のカミラ同伴。現在、妊娠6ヶ月。マコももうすぐパパ!
2008 4/10 ロンドンプレミア




可愛い

再熱愛でラブラブだったオーウェンとは、つい先日 大喧嘩の末 破局

オーウェンが別の女といちゃついていたことにケイトがキレたとか。

ケイトは4月に撮影していた新作『Bride Wars』の共演者、スティーヴ・ハーウェイや、
ツールドフランスの王者、ランス・アームストロングとのデートがパパラッチされてる。



共演はアン・ハサウェイ。
マコ様は、、、、、、

相変わらずワークアウトに夢中















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ジョン・キューザック出演映画にハズレなし


とこれまでずっと思ってたんだけど、 今回も。 例に漏れず。
面白いっていうんじゃなく、ちょっと心にしみるような作品。
わたしはアメリカで高評価されてるほど 良かった!って感じたわけでもないんだけど

この作品、なぜに興味惹かれたかというと
いつも興味深い作品を上映する、注目の
2007年のサンダンス映画祭で観客賞と脚本賞受賞

あとで差し変わったという音楽は、クリント・イーストウッドが担当。

どうっていうことはない?ピアノのポロンっという優しい旋律だったけど
映画にはあってました~。ゴールデン・グローブ賞で音楽賞/主題歌賞ノミネート。
テーマは、"愛する人を戦争で失う"という普遍的なもの。
ただ、この映画の切り口はちょっと違う。
戦争によって、父親ではなく、母親を失った家族を描いてる。
アメリカ兵として戦場に赴いたのは、男性ばかりじゃなく女性もいたんだよね、、、。
事実、アメリカ現兵士の13.4%が女性で、そのうちの40%に子供がいるんだって。
知らなかった。。。
脚本は、初メガホンのジェームズ・C・ストラウスが自ら執筆。初めからジョン・キューザックを想定して書かれたらしい。


12歳と8歳の娘にそのことを告げられない彼は、2人をフロリダの遊園地に連れて行くことに...。







わたしはせっかちなので、なかなか進まないのんびり~して展開があまりなかったり淡々とした映画だと
ちょっとじれったく感じてしまうことがある。
この作品では、"母親の死のことを、なかなか言い出せない父親"そして
それを知るまでの道のりを、3日間という期間、家族3人の車での旅という形で描いてる。
いつ言うのかな、、、、早く言ってあげて!なんてやきもきしながら?観てたんだけど、
その瞬間はじっくりゆっくり訪れる。

まだ12歳と8歳というこどもたち。
まだまだ母親に頼りたい年頃に、戦争によって母親を失う。
父親の悲しみもいかばかりか、なんだけどそれをどう伝えるかに悩む、、、
難しいことだと思う。
その過程をただただ、じっくり描いた作品なので 途中母親の家に寄るとたまたま
仕事をしていない弟がいて 普段疎遠だった関係の兄弟の絆、みたいなシーンも描かれたり。
良かったのは、下の子と戦場にいる母親が、同じある時刻になると
アラームが鳴ってお互いのことを想う。
ということを毎日やっていたこと。
これはあとの伏線にもなってるのだけど、じんとくるエピソードだった。
一緒に観た友達はラストちょこっと泣いてました

残念だったのは、その母親が写真でのみちょっと出て来ただけだったこと。
それまでの家族との思い出、娘たちとのやりとりなんかが一切ないために
心に深く染みるとか、涙が出るほどには至らなかった。
泣ければいいというものではないけど、ちょっと伝わるものが弱かったなぁ。
それと、退屈したわけじゃないけどのんびりした作品なので、 85分の作品のわりにはもっと長く感じた。
あんまり好きなタイプではなかたのと、映画として楽しめたというほどではなかったので




Grace Is Gone 2007年 アメリカ 85min
4月26日より、公開中~
これ原題は『Grace Is Gone』
そう、母親の名前がグレースなんだけど このタイトルってどうなの~?!
あまりにもストレート、、、。
邦題もあまりいいと思えないんだけどね、、、、
友達と邦題考えてみたけどろくなのが浮かびませんでした(笑)
26日はGW映画の公開が一気に始まったため、この映画狭い劇場なのに初日ガラガラ~

ダイジョウブか?!
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2007 11/28 L.A.プレミアにて。


無邪気な妹と神経質な姉、なかなか頑張ってました

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ジョン・キューザックの次回作 『1408』

去年の夏アメリカで公開されてから、ずーっと公開を待ってるんだけど
日本では今年の下半期公開らしい


怖そうで面白そう!! サミュエルLジャクソン共演のサスペンスホラー



タノシミ















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この春から続々公開されていきます、アカデミー賞作品賞ノミネート作品

この原題は、よくある主人公の名前をつけた『マイケル・クレイトン』
ほんとにタイトルが名前の映画って多いよな~。
邦題の"フィクサー"(fixer)とは、背後で影響力を行使する強力な人物。
陰で仲介に立って交渉をまとめる示談屋。とある。
この映画では“もみ消し屋”と呼ばれている。
すぐに書かないと忘れちゃうたちなのに、試写で観てから既に何日か経って細かい感想忘れそう。
それほど、インパクトあるわけではない意外と普通のサスペンスでした~。
まずはこの映画、こんなお話。

が、彼は弁護士ではない。隠された罪の “もみ消し人”である。

元・検察官だったクレイトンは、事務所の共同設立者であるマーティ・バック(シドニー・ポラック)の強い要請によって、
事務所内の最も汚い仕事を受け持っていた。
ある日、彼はまた新たな“もみ消し”の依頼を受ける。
全米を揺るがした3,000億円にのぼる薬害訴訟で、製薬会社が有利なうちに解決されようとしていたその時、
製薬会社を弁護する弁護士が全てを覆す秘密を握り、その暴露を目論んでいたのだ。
だが数日後、その弁護士は突然死亡。
事実を知らされたクレイトンは、不審な死の真相を追ううち、企業の隠蔽工作にとどまらぬ、巨大な陰謀に自らが巻き込まれていく…。
マイケルクレイトンにはジョージ・クルーニー。

文句なしにハマってます。(それしか言えない)
アカデミー賞主演男優賞ノミネート!(でも穫れなかった)

こちらは、助演女優賞に輝いた

ティルダ・スウィントン。『ナルニア国物語』では女王、『ザ・ビーチ』(やや古い)のサル役。
出演時間はそんなに多くはないながら、この顔(の演技)でとったのね~と思える瞬間アリ
ここ最近では『エミリー・ローズ』や『悪魔の棲む家(リメイク)』の神父役イメージ、が強い(『ラストキス』ではグゥイネス母と夫婦を演じてた)
トム・ウィルキンソン。
助演男優賞にノミネートされた。(でも穫れなかった)
※この写真、死んでるわけじゃありません







どうも、スティーブン・ソダーバーグ(製作)×ジョージ・クルーニーのコンビ作品って
これまで素直に「面白い!」っという評価になったことがないような、、、。
前半はうとうと、、、かなり眠くなりました~。(しゃぶしゃぶの後じゃないし、今度は寝てないヨ)
この日本の宣伝文句、
まだ誰も見たことのないクルーニーがここにいるー。
って、なんか大袈裟すぎじゃない?(笑)
後半は入り込んで観られたけど、内容的にはこれまでもあったようなサスペンスタッチの
薬害訴訟問題の裏を暴くというストーリー。
好みに分かれそうだけど、わたしはフツウな感じ。
あまりに全米絶賛すぎるので、それほどかぁ?という感じになっちゃいました~。

ほぼ一人で活躍してるので、ジョージクルーニーファンの方には、もちろんオススメです

監督は『ボーン・アイデンティティー』シリーズのトニー・ギルロイ。


MICHAEL CLAYTON 2007年 アメリカ 120min
4月12日よりロードショー
第80回アカデミー賞主要部門最多ノミネート。
作品賞/監督賞/主演男優賞/助演男優賞/助演女優賞/脚本賞/作曲賞
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2007年 9/24 N.Y.プレミアにて



左から、監督、ティルダ。 ジョージ兄貴、ヒゲもじゃすごいことになってる


現在もアツアツ中の彼女は松葉杖で這ってきた。

『オーシャンズ13』で共演したエレン・バーキンも現れた。

そして、オーシャンズ仲間ブラピも駆けつけた



ブラピ1963年。 ジョージ1961年。 その歳の差、2歳














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『LOST』を手がけたJJ.エイブラムスが、極秘プロジェクトで進行してる新作は
タイトルもなく、頭のない自由の女神のビジュアルだけ明かされて、、、、
という去年のわずかな情報を聞いた時からずーっと楽しみにしてた作品、
全米では1月に公開『スターウォーズ』を抜いて興行歴代新記録を打ち立てたというから
期待も更に高まってた。
東京ドームにあるJCBホールで行われたジャパンプレミアへ行って来ました~

ゲストはJJエイブラムスに、キャスト陣、監督。
そしてJJの友人だというマジシャンのセロも登場。(でもさすがにこの映画の前にはマジックはやりませんでした~
な~んダ。)
「最近の予告篇は見せすぎだ」と語るプロデューサーのJJエイブラムス、
この映画ではできるだけ、N.Yに出現する巨大な物体の正体など謎にすることに徹してる。
今週末いよいよ全国公開になるので
このレビューでもなるべく写真少なめで。。。
予告篇は事前に観ちゃってたので、あれはぜったいゴジラっぽいものだぞ!
って思ってたんだけど、、、、。

事件当日の5月22日、6:43pmから翌6:42amまでの12時間に起きた、
常識の尺度では図れない現象が長時間にわたり収められた貴重な物的証拠となる映像の一部である。

赴任先が日本に決まって、サプライズ見送りパーティをやってもらっている最中、それは起きた


まるで9.11の時の衝撃のよう。映画とはいえ、縁起でもないことが


ビデオカメラの映像は、全てを映していた。。。。





賛否両論必至

うーーーん。
期待しすぎちゃったかな。
プロによる、ハンディカムでの作為的な手ぶれ映像。
普通の映画とは違って、恐怖を体験してる実際の人間が撮った映像を終始観せられる。
これによって、観る側も恐怖と臨場感を体験出来る。というのが狙いなんだけど
自分が一緒にその場にいて、観てるという感覚はなかった。
(ごくたまに、ほんとに自分がそこにいて見せ付けられてるように感じる映画もあるもんね)
大画面だし、そりゃ迫力はすごいんだけど、どこかで"映像を観てる"って冷静な目になっちゃって
ドキドキしたり、映画としてのワクワクする楽しさは残念ながら得られなかった~。
それに、肝心の巨大な物体の正体。
これがやっぱりちょっとわたしはがっかり。
これまでのモンスターものや、パニックムービーと変わりないし、
それになされるがまま、人間側には何もする術がない。というのはやっぱりもどかしいし、物足りない。
前半は送別会の様子で、じっくりきっちりと主人公まわりの人間関係や恋人との関係なんかを描いていて、
そこから一転、全く違う映画になる。というのが新鮮だったけど
予告篇で観たのと別に、何か面白い展開になっていくというものでもなかったので
ちょっと期待ハズレだな~。
とはいえ、キャスティングは有名な俳優を出さなかったのは正解だし、(トムクルーズとかね)

リアルな映像はさすが、JJが手がけたという感じ。
正義の味方(ウィルスミスとかブルースウィリスとか)が救ってくれるわけでもなく
本当に絶望的!という感じがいい。
観るならゼッタイ大画面(劇場鑑賞)をオススメしたいし
気になってる人には是非観てみて

映像で酔うかどうか、については 個人差があるから何とも言えないけど、思ってるほどじゃないかも。
過去に『ブレアウィッチプロジェクト』とかであの揺れる映像ダメだった~って言う人は、薬飲んで観た方がいいかも?
って、自分が揺れたりするわけじゃないから乗り物酔いの薬は効果ないのか?! 笑
監督はJJエイブラムスとは子供の頃からの友人というマット・リーブス。


CLOVERFIELD 2008年 アメリカ 85min
4月5日よりロードショー
ところで、このサブタイトルのHAKAISHAっていらないのに~。ヘンなの。
って思ったら、どうやら配給会社ではなく、
JJエイブラムス自身が日本用に付けてくれと頼んだらしい そのままでいいのに。
そして、やっぱりというかんじで
続編は既に決定!だそうです。
『LOST』みたいに、その謎が気にナル~!て感じではないので
続きが楽しみ♪って思えないなー。
4月1日 ジャパンプレミアにて。
二階のバルコニー席より撮影なので、角度悪いけど、、、、
自由の女神の頭が突如現れ、大掛かりな演出が、、、、。
all photo by katumba



外にはちゃんと首なしの像が、、、

来日ゲストには眞鍋かをりや叶姉妹などの他
ソフトバンクの携帯CMのお兄ちゃん。も来てました。















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いかにも裏でなんか悪い事してそうな、たくらみ顔したクリス・クーパー、珍しく主演

2001年2月18日、FBI(米連邦捜査局)捜査官のロバート・ハンセンが逮捕された。
20年以上にわたってKGB(ソ連国家保安委員会)にアメリカの国家機密を売り続けていた事実は、世界中に衝撃を与えた。
彼はいかにして裏切りを隠し続けたのか。逮捕の裏には何があったのかーーーー?
興味深かったので観てきた☆
主演のロバート・ハンセンに『アダプテーション』で米アカデミー最優秀助演男優賞を受賞したクリス・クーパー。

目の下のたるみが伊東四朗ばりにいつも気にナル、、、
ハンセンを追い詰めるおとり捜査官、エリック・オニールに、アカデミー賞作品賞受賞『クラッシュ』のライアン・フィリップ。

若いだけに、妻にも内緒で大変な任務に就く事で心に葛藤が。
ちょっと今回は役不足な気がした。
長い間、ロシアに情報を売ってた男が、こんな若造をそばに置いて
気を許して捕まったのか?という疑問に思えてしまう。
監督は『ニュースの天才』(←いまひとつでした)で実際のスクープ記事ねつ造事件を映画化したビリー・レイ。
この作品、ロバート・ハンセンという人間が二重スパイ容疑で逮捕されるまでの2ヶ月間を、事実に基づいて克明に描いているというけど
これからという若いFBI捜査官ライアン・フィリップ演じるエリック視点で描かれている。
この人物の葛藤部分よりもロバートハンセンのことをもっと詳しく知りたかったんだけど。
エリックは上司のケイト・バロウズ(ローラ・リニー演じる)に呼び出され、新たな指令を言い渡される。

それは、組織内でNo.1の捜査官と謳われる、ロバート・ハンセンをマークすること。
ハンセンの行動を逐一報告するように言われたものの、それが何故なのかは分からない。
しかも、知れば知るほどハンセンには怪しい所がない。
自分の仕事に疑問を感じたエリックは、ケイトに目的を問い詰め、
ハンセンが15年以上に渡りロシア圏にアメリカの国家機密を漏らしているという衝撃の真実を知らされる…。
その後、少しずつ真実に迫っていくエリック...。






サスペンス的な面白さが弱いし、ただ事実をなぞって映画化したという印象。
主演のクリス・クーパーは確かにいい演技してるとは思うケド、
脚本なのかなぁ?なんだか引き込まれず、昔からよくあるFBIものの映画みたいな感じで映画としての新鮮味もなかった。
見せ方も途中眠くなるくらいスリリングさはなかったしー
映画なのだから、もっとドラマ性持たせても良かったと思うんだけど。
アメリカとロシアとの関係も掘り下げられていなかったし。
最終的には逮捕されるという、"映画としての結末"は知ってて観るわけだし、たっぷり二時間近くあるわけだから
もっと脚本や見せ方で引き込ませて欲しかったなぁ、、、。
でもまあ期待もしてなかったのと主演が良かったので今回評価はフツウかな。




Breach 2007年 アメリカ 110min
3月8日より公開中~














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カンヌ国際映画祭で、
最高の賞であるパルムドール受賞!
おまけに、アカデミー賞外国語映画賞ルーマニア代表でノミネート。
3月に観たいリストに入れ忘れてたけど、それ聞いて興味がわいた。
妊娠中絶をテーマにした話ということしか知らずに観たけど、、、、、。
ちょっとネタバレあり

どんなことがあっても、私は前を向いて歩きたい。全女性必見の勇気あるヒロインの物語。
なんて、劇場のポスターには書いてある。
けど、これちょっと違うんじゃない??
観終わって思ったけど勇気ある物語、というのとはちょっと違う、、、、。
舞台はルーマニア。独裁政権末期の1987年を背景に、当時は違法行為だった
中絶行為を決意した女性とその友人2人の緊迫の一日を描いている。

女子大生ガビツァが望まぬ妊娠をしてしまい、ルームメイトのオティリアが中絶の手助けをする。
が、当日の段取りがうまくいかず、オティリアは手術を成功させるために奔走する、、、、。というもの。

そういえば違法中絶がテーマということでは、
2005年にヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞したヴェラ・ドレイクもあった。
こちらは人工妊娠中絶が非合法だった国イギリスにおける人工妊娠中絶事情を描いたもの。
当時のルーマニアの“共産主義”という、環境の中で過ごしていた若者がどんなだったか、理解出来てるわけじゃないけど
この映画の中のキャラクターには誰にも感情移入も出来ない!
自分の中絶問題なのに、ルームメイトに任せっきりにしてたり
(自分でなんとかしろ といいたくなる

挙げ句は下ろした胎児に感傷にふけるでもなく、バスルームに放りなげてたり、
それまでにもいろいろ文句を言いたくなるような言動ばかりだし)
手伝わされるその友達(主役)も、恋人の母親の誕生日に招待されても花さえ買わずに、自分を愛してくれてる恋人への態度もひどい。

その恋人も、出産や中絶についての考えは無責任であさはか。
そして、違法の中絶手術を依頼される男、ミスターベベもまた、まけず劣らず頭にくる男だ。
「自分のことなんだから自分でやりなさい」
なんて、自分にばかり頼る友人に言うセリフもあるけれど、
そんなこといいながらも結局後始末をしてあげる、、、
それが友情なのかな? わたしだったらどうだろう?
でもそれは、あとで監督のインタビュー記事を読んでみるとどうやら意図してのキャラクターであり、ちゃんと理由もあった。(当然か)
当時のルーマニアの若い子たちは皆、似たような考え方をしてたという。
監督はまだ若く39歳。この映画の女優二人はまだ20代。
二人は監督に「主人公の下す決断が信じられない」と相談したらしい。
「なぜ主人公は、たかがルームメイトのためにあそこまで身を捧げられるのか…?」
「あの頃は、そういう時代だったんだ」
それが監督の答え。


チャウシェスク政権下のルーマニアでは、多額の対外債務を返済すべく、
国民に必要な食糧まで切り詰めて可能な限りの物資を輸出に回した政策を行っていた。
加えて凶作が続いたということもあり、結果的に国民はひどい飢餓状態におかれていた。
そんな中、工業化に必要な労働力を確保するために出産の奨励と中絶の禁止を法律により義務付けるが、
食料事情が悪いこともあり、結果的にはルーマニアでは孤児や捨て子が大量に発生するという結果を招いた。
このような状況下において、中絶手術を実行することが彼女たちの国家への抵抗や女性としての自由を獲得したいという気持ちの表れだった。






リアリティを持たせるため、余計な音楽は排除されていたり、長回しによるカメラ効果だったり
実際のルーマニアに住む20代の子の、生活というのをかいま見るような感じはある。
でもーーーー、、、、
前半は何も起こらず、ただ日常を切り取っただけを延々観せられるので
なんだかつまらないし(こういうのニガテ)

胡散臭いオヤジ(中絶手術を請け負う男)が大声で文句ばかり言うあたりから
面白く、、、、、。
といっても、面白いという作品ではない。
やり取りは興味深い。
やっぱり 何を感じるか。
上にも書いたように誰にも感情移入できないので
自分の、自分だったら、、、、という感情や、映画の中の人物への怒りなんかがただぐるぐる廻って、、、、
そして約2時間。 何もなくエンドロール。
んー。
この作品は
映画だからって、何か起こるのを期待しちゃいけないのかも。
あるルーマニアの女の子の、重い1日を描いた作品。
あの、胎児を観たあとで、クローズ間近のホテルのレストランで出された料理、、、、。
あれはブラックジョーク?
嫌いじゃないけど 後味よくないエンドだったなぁ。

4 mois 3 semaines 2 jours 2007年 ルーマニア 133min
3月1日より、公開中~
アカデミー賞外国語映画賞をとった、『ヒトラーの贋札』が気になるな~。














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